三井造船/船舶用大型ディーゼルエンジン 2015年度の生産実績が公表 物流全般 2023.06.17 2016年04月21日船舶用大型ディーゼルエンジン 2015年度の生産実績 三井造船株式会社(社長:田中 孝雄)の玉野事業所機械工場(岡山県玉野市)で2015年度に製造した三井-MAN B&W型低速ディーゼルエンジンの生産量は181基、328万馬力となりました。(前年度は181基、354万馬力) 当社は1926年にデンマーク B&W社(現:MAN Diesel & Turbo社)とディーゼルエンジンに関する技術提携を結んで以来、世界のトップメーカーとして生産実績を積み重ね、累積生産馬力は9,000万馬力を超えています。今年度の生産量は380万馬力を予定しており、大型コンテナ船向け超大型エンジンの生産により増加を見込んでいます。 また、玉野事業所機械工場内にシリンダー口径500mmの4気筒テストエンジンを設置し、IMO(国際海事機関) が進めるNOx3次規制やCO2削減につながる製品を開発しています。 さらに、今後さらにマーケットの要求に応えていける体制を整備するために、玉野機械工場の超大型エンジン、ガス焚きディーゼルエンジンおよびNOx3次規制対応への設備投資を計画しています。 当社はガス焚きディーゼルエンジンの受注実績を生かした受注活動を今後も展開し、これまで同様に、バルカーやタンカー、自動車運搬船、LPG船等向けさまざまなエンジンの受注にも注力しています。 三井-MAN B&W型低速ディーゼルエンジンの生産量及び生産予定 2008年度 214基・470万馬力 2009年度 218基・437万馬力 2010年度 221基・418万馬力 2011年度 220基・431万馬力 2012年度 187基・383万馬力 2013年度 164基・357万馬力 2014年度 181基・354万馬力 2015年度 181基・328万馬力 2016年度 180基・380万馬力 *2016年度は予定