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スズケン/名南物流センターを稼動

物流不動産・施設 2023.06.17

名南物流センターの稼動について

株式会社スズケン(本社:名古屋市、社長:宮田浩美)は、愛知県大府市に竣工し、稼動に 向けて準備を進めておりました名南物流センターが平成28年4月5日(火)より稼動する運びと なりましたのでお知らせいたします。

1.稼動の目的

(1) 保険薬局市場の伸び率が高い名古屋市南部エリアにて、お得意さまへの納品リードタ イムの短縮を図るとともに品切れの削減をすることで、物流サービス水準の向上を図る

(2) 愛知県江南市で稼動している江南物流センターと連携をはかることにより、豊富な品ぞ ろえを実現し、東海・北陸・長野エリアの物流サービス水準の向上を図る

(3) 地震などの災害時においても安定的に医薬品を供給できるよう災害対策を施し、中部 圏の更なるBCP対応の強化を図る 今後もスズケンは、名南物流センターを活用することで、物流サービス水準の更なる向上を 図るとともに、災害時においても医薬品を安定供給できる体制を整え、地域医療に貢献してい きます。

2.名南物流センターの概要

(1)名 称 :名南物流センター

(2)所 在 地 :愛知県大府市共和町炭焼1番地45

(3)敷地面積 :33,957.77㎡

(4)延床面積 :27,139.15㎡

(5)構造・規模 :地上3階建・鉄骨免震構造

(6)保管可能品目 :36,000品目

3.名南物流センターの特長

(1)災害による被害が少なく、かつ交通アクセスが良い立地条件 海抜20メートルに位置し、液状化の危険度も低く、今後予想される大規模地震が発生し た際にも被害が少ない立地です。 加えて、伊勢湾岸自動車道や名古屋高速道路などが交差する国内最大規模の名古屋 南ジャンクションの隣に位置し、最寄りのインターチェンジまで車で数分の場所に位置し ています。

(2)災害時の 1 階スペースの確保 災害時には「災害拠点病院」への商品供給に対応するために、物流センター1階を配送 拠点として活用できるようなレイアウトとし、移動や組み替えが容易な簡易ラックを取り入 れています。

(3)非常時対策用の設備 ① 建物本体に免震構造を採用し、地震の揺れで生じる商品の落下を防止します

② 停電時にも物流センター全体を連続72時間稼働できる自家発電装置を完備します

③ 断水時に 1000 人が 1 週間程度使用できる飲料水を 20 トン確保できる受水槽を完備 さらに、物流センター内で働く方の 3 日分の非常食や飲料水を備蓄します

④ 災害時にヘリコプターが離着陸できる緊急離着陸場を確保し、近隣の消防署とも連 携します

(4)厳格な温度管理を徹底 保冷品専用の入荷口に「ドックシェルター」を設置。外気に触れることなく、直接保冷庫内 へ搬入することで、厳格な温度管理を実現。また、保冷品の輸送についても、2~8℃を 12 時間維持できる専用の保冷カゴ車を使用しています。

4.設備投資額 総費用 約92億円(土地、建物、マテハン、システム等含む)

5.カバーエリア 愛知県の南部、西部、三河エリアおよび三重県全域

6.出荷能力 年商約2500億円の処理能力を有しております 7.出荷開始日 平成28年4月25日(月)

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