物流ニュース

造船統計速報(平成 28 年 1 月分)

本速報は、造船の生産等実績の早期把握に資するため、基幹統計「造船造機統計」の造船調査対象工場のうち主要工場の主要項目の生産等実績について先にとりまと め速報化したものである。確報値は追って公表される「造船統計月報」を参照されたい。

１．概況

平成28 年1 月分の造船主要54 工場の鋼船受注・建造実績は、受注1 隻、1 千G/T、起工21 隻、102 万3 千G/T、しゅん工 47 隻、180 万4 千G/T、しゅん工船価1,731 億円、生産指数（※）176.1 であり、生産指数の前年同月比は、16.5%増であっ た。 このうち、国内船のしゅん工実績は、合計3 隻、10 万5 千G/T、生産指数80.0 であった。内訳は、貨物船が2 隻、油 送船が１隻であった。 また、輸出船のしゅん工実績は、合計44 隻、169 万9 千G/T、生産指数190.7であった。内訳は、貨物船が36 隻で、そ のうち、一般貨物船3 隻（パナマ向け）、ばら積み船12 隻（マーシャル諸島、パナマ等向け）、鉱石兼ばら積み船17 隻（パナマ、マーシャル諸島等向け）、木材兼ばら積み船4 隻（バハマ向け）であった。油送船は8 隻で、一般油送船2 隻（パナマ、シンガポール向け）、LPG 船2 隻（パナマ、バハマ向け）、化学薬品船4 隻（パナマ、ケイマン諸島等向 け）であった。 鋼船修繕実績は、107 隻、工事金額30 億円であった。

（略）

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公表資料（PDF形式：224KB）