レンゴー/尼崎工場のガスタービン発電設備が完成 SCM・製造拠点 2023.06.17 尼崎工場ガスタービン発電設備完成のお知らせ レンゴー株式会社(本社:大阪市北区、会長兼社長:大坪 清)は、このたび、尼崎工場(兵庫県尼崎市)にガスタービン発電設備を新設いたしましたのでお知らせします。尼崎工場は、当社製紙部門の西日本の拠点工場として、段ボール原紙をはじめとする板紙を生産しています。今般完成した新設備は、老朽化した既存発電設備を更新し、自家発電能力の向上を目的に建設されたもので、ガスタービンと廃熱ボイラで構成され、発電と同時に廃熱を利用し、蒸気として有効活用するガスコージェネレーションシステムを採用しています。新設備の稼働により、工場で使用する電力の約8割を自家発電で賄える体制となるほか、抄紙機の稼働状況に左右されない柔軟な運転が可能となり、エネルギー消費の効率化を図ります。これにより、年間CO2排出量が約3,800トン削減される見込みです。当社は、”Less is more.”をキーワードとして、省資源、省エネルギーを念頭に、より少ない資源で、より大きな価値を生むパッケージづくりを通じて、地球環境負荷低減に積極的に取り組んでまいります。 ●ガスタービン建屋全景 ●ガスタービン発電設備 尼崎工場 ガスタービン発電設備概要 工場名 レンゴー株式会社尼崎工場(兵庫県尼崎市杭瀬南新町1-4-1) 設備名 5号ガスタービン発電設備6号ガスタービン発電設備 メーカー ガスタービン:川崎重工業株式会社(本社:東京都港区) 定格発電出力 15,780kW(7,890kW×2基) 蒸気量 70t/h(35t/h×2基) CO2削減 約3,800t-CO2/年