丸全昭和運輸/「高品質なサービス」を継続的に提供できる体制を整備(第6次中期経営計画) 物流全般 2023.06.17 第6次中期経営計画 ~「熱と努力」で更なる飛翔~ 期間:平成28年4月1日~平成31年3月31日 I.経営環境と本計画のねらい 世界経済の行方は、不透明な状況となっております。過熱気味であった中国経済は、その収束の行方が注視されており、また世界経済のけん引役を期待される米国経済は、利上げによる国内景気の冷え込みと、新興国経済への影響が注目されています。 企業を取り巻く環境も、大きく変化しようとしています。例えば、TPP をはじめとする各国の経済連携による、人、物、金の自由な移動は、企業に「チャンス」と同時にこれまでにない「リスク」をもたらします。 また人工知能、IoT などテクノロジーの進展は、「第4次産業革命」とも言われ、ビジネスの在り方、個人の働き方に大きな影響を与えていきます。 このような中長期の環境変化に対し、当社の柔軟性が求められることは言うまでもありません。しかし同時に、大きく環境の変わる今だからこそ、創業以来、当社の成長の基盤となっている「品質」を見直し、市場での存在感を高めたいと考えております。 グローバル化やテクノロジーが更に進展した世界を次のステージと位置付け、その中でも存在感を発揮し続ける企業となるために、当社は本計画を基盤強化の3 年間といたします。主なねらいは、下記の通りです。 1. 「高品質なサービス」を継続的に提供できる体制を整備する。 2. 当社グループ社員の活力を引き出す環境を整備し、創造性と実行力を兼ね備えた組織を構築する。 3. ステークホルダーの期待に応えると共に、コンプライアンス、リスクマネジメント等のCSR の各取組みを強化する。そのため、「ガバナンスの強化」「品質(サービスレベル)の向上」「営業力の強化」に重点を置き、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を図ります。 II.当社の目指す姿 「グローバルな視点でサプライチェーンを最適化するロジスティクス・パートナー」 III.計画目標 1. 定性目標 (1).売上の拡大 ① 3PL事業の拡大 ② グローバル物流事業の拡大 ③ 新しいサービスの創造 (2).企業基盤の強化 ① ガバナンスの強化 ② 品質(サービスレベル)の強化 ③ IT・マテハンの拡充 ④ M&Aの活用 (3).営業力の強化 ① 営業機能の強化 ② 個別事業の強化 ③ 海外営業の強化 2. 定量目標 単位:億円 平成28年度(平成29年度3月期) 平成29年度(平成30年度3月期) 平成30年度(平成31年度3月期) 連結 売上 1,070 1,090 1,110 経常利益 60 61 62 ROE 5.8% 5.9% 6.0% 個別 売上 845 860 875 経常利益 52 53 54 IV.投資計画 設備投資:200億円 M&A:50億円 東京証券取引所への発表資料はこちら 東京証券取引所発表資料(平成28年3月7日発表)[150KB]