UPS/欧州とアジア地域の新たなプレジデントを任命 物流全般 2023.06.17 【国際物流UPS】 欧州とアジア地域の新たなプレジデントを任命 プレス・リリース 【国際物流UPS】 欧州とアジア地域の新たなプレジデントを任命 UPS欧州地域プレジデントにナンド・セサローン UPSアジア太平洋地域プレジデントにロス・マッカロー UPSグローバル・フレートフォワーディング プレジデントにシンディ・ミラー 【2016年2月25日】UPS(NYSE:UPS)は、ナンド・セサローンがUPS欧州地域プレジデントに、ロス・マッカローがUPSアジア太平洋地域プレジデントに就任する人事を発表しました。 UPSインターナショナルのプレジデントであるジム・バーバーは、次のように述べています。「ナンドとロスは、世界各地での広範な職務を通じて指導者としての力量を発揮してきました。私は二人が欧州とアジア太平洋地域のプレジデントとして大きな影響を及ぼしてくれると考えています。当社の他の多くの経営幹部と同様、二人はそれぞれ積み込み作業員とドライバーとしてキャリアをスタートさせており、当社が指導者や後継者の育成に注力していることを実証しています。」 UPSで25年のキャリアを持つセサローンは、欧州地域のプレジデントとして56の国や地域におけるUPSの全オペレーションと4万5,000人を超える従業員を統括します。UPSにとって欧州は、2015年の国際小口貨物部門の営業利益20億ドル超の約半分に貢献する、米国外で最大の事業展開地域です。セサローンは、直近ではUPSアジア太平洋地域プレジデントを務めています。 カナダ・トロント出身のセサローンはUPSの国際部門で、オーストリアとハンガリー、スイスのカントリー・マネージャー、北東ヨーロッパ地区プレジデント、UPSカナダのオペレーション担当バイスプレジデント、UPSアジア太平洋地域プレジデントなどの重要な職務を担ってきました。アジアでは、急成長するミャンマーや、新たに中国の21都市でUPSのプレゼンスを拡大しました。またアジア域内の41市場を結ぶ35を超えるレーンにおける輸送時間短縮を指揮し、さらに新しい通関・貿易管理サービスや、中国から欧州への鉄道輸送サービスなどを立ち上げました。 セサローンは、UPSグローバル・フレートフォワーディングのプレジデントとして米国に帰国するシンディ・ミラーの後任となります。ミラーはこれまで、UPS南ヨーロッパおよびアフリカ地区のプレジデントのほか、米国でも同様の要職を担ってきました。ドライバーとして入社後、多くのUPS社員と同様に、より責任のある職務を重ねキャリアを築いてきました。欧州地域プレジデント以前は、UPS英国、アイルランド、北欧のプレジデントを務め、2012年のロンドン・オリンピック大会では、3000万個を超える物資の輸送を無事に成し遂げました。 バーバーは次のように述べています。「シンディは、欧州地域が記録的な業績を達成し、歴史的な2億ドル規模にのぼるドイツ・ケルンの欧州ハブの拡張を行ったエキサイティングな時期に地域をけん引してくれました。シンディがUPSグローバル・フレートフォワーディングのプレジデントとして米国に帰国するにあたり、彼女の指導力に感謝したいと思います。」 マッカローは1984年にUPSに入社し、直近ではコーポレートストラテジー部門のバイスプレジデントを務めました。マッカローはアジア太平洋地域のプレジデントとして、世界で最も急速に成長する地域の一つを率い、アジアの40を超える国や地域を統括することになります。マッカローはコーポレートストラテジー部門のバイスプレジデントとして、包括的なグローバルビジョンおよび戦略的コミュニケーション・プラットフォームを策定したほか、新しい戦略企画プロセスの開発・立ち上げを主導しました。またグローバルM&Aプロジェクトの経験を活かし、重要な戦略的投資案件などの主要イニシアチブを統括したほか、アジアの大手輸送会社との提携も行いました。さらに、UPSで初となるeコマース専門チームを設立・指揮しました。 マッカローは、UPSでこれまで米国のマーケティング・マネージャーをはじめとするマーケティング部門の要職を務めたほか、UPSによるMail Boxes Etc.買収後の欧州における企業統合や関係構築を指揮し、同地域で成功・成長を続けるUPSのリテール戦略の道を切り開きました。 UPSについてUPSはロジスティクスのグローバルリーダーとして、小口貨物からフレートまでの輸送をはじめ、国際貿易の円滑化やビジネスをより効率的に進めるための先進テクノロジーなど、幅広いソリューションを世界220以上の国や地域で提供しています。本社所在地は米国アトランタです。UPSのウェブサイトはUPS.comでご覧いただけます。