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グローリー/宅配受取機能も併せ持つターミナルロッカーを開発

通販物流 2023.06.17

ターミナルロッカーLTSシリーズが宅配受取機能も併せ持つハイブリッドロッカーに変身

~”駅設置のターミナルロッカー”でも商品受取を実現~

 弊社と100%子会社のグローリーサービス株式会社は、現在全国の主要駅に設置してある、ターミナルロッカー(LTSシリーズ)において、従来の手荷物一時預かり機能に加え、宅配受取機能を持つロッカーとしての運用が追加できるバリエーションを開発し、新たな使い方を提案してまいります。
 既に全国の鉄道主要駅に設置された、弊社製ターミナルロッカー(LTSシリーズ)は、現在、旅行者等の手荷物を預かるサービス目的で使用いただいておりますが、この度新たに開発した宅配ロッカー部(LEA-105)を追加することで、インターネット上で購入した商品の受け取りができるロッカーとして利用することが可能となります。

 このロッカーを利用した新たなサービスは、日本郵便株式会社(所在地:東京都千代田区/代表取締役社長: 髙橋亨/以下「日本郵便」)と連携し、既存の弊社ターミナルロッカーを設置いただいている全国の鉄道・交通各社に対して新たなサービスへ拡張できるロッカーとして提案し、拡販を図ってまいります。
 この宅配受取機能を持つロッカーが全国に展開されることで、インターネット上で注文した商品などを通勤や通学の途中駅や自宅近郊の下車駅で受け取れるという利便性をより多くの人が享受できることとなります。

 今回、日本郵便と連携してスタートするロッカーによるサービスは、日本郵便が現在都内の郵便局で実施している宅配ロッカー「はこぽす」※1によるサービスの一環として実施されます。
 商品購入者がインターネット上で商品を注文する際、配送(受取)方法を「はこぽす」に指定すると、購入商品の受け取り先として駅※2のロッカーを選択できます。
 これにより、平日の日中は自宅を不在にしがちの社会人や学生、また夜間の宅配を避けたい女性等が、配達時間を気にせずに、いつでも商品を受け取ることが可能となります。一方で、配送を行う日本郵便は不在時の再配達の必要がなくなり、配達効率の向上を図ることができます。

 弊社はコインロッカー事業のパイオニアとして、非接触ICカード(電子マネー)対応のロッカーや、QRコードを認証カギとした仕組みの開発やクラウドを利用したロッカーの空き状況案内など、お客様の利便性を追求した様々な製品、サービスを市場に投入してまいりました。現在、コインロッカー市場における導入実績は2万台を超えています。
 今後もグローリーは様々な市場で培ったノウハウを元に、多様化するお客様のライフスタイルに対応した製品を開発してまいります。

※1 「はこぽす」とはインターネット通販などで購入された商品でゆうパックとして発送される荷物を受け取ることができる宅配ロッカーで、
   郵便局などに設置されています。
   https://www.post.japanpost.jp/service/hakopost/index.html 外部リンク
※2 本サービスに対応したターミナルロッカー(LTSシリーズ)を設置した駅に限ります。

イメージ

※左側のロッカーが宅配受け取り用のロッカー(LEA-105)
※中央制御部及び右側のロッカーは従来の手荷物預かり用ロッカー(LTSシリーズ)

宅配受取機能も併せ持つハイブリッドロッカー
宅配受取機能も併せ持つハイブリッドロッカー

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