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エア・ウォーター/低温機器メーカー テーラーワートン社のマレーシア現地法人の株式を取得

SCM・製造拠点 2023.06.17

低温機器メーカー テーラーワートン社のマレーシア現地法人の株式取得について

エア・ウォーター株式会社(代表取締役会長・CEO豊田昌洋、以下:エア・ウォーター)は、2016 年2月16日付けで、産業ガス低温機器メーカーであるTaylor-Wharton Malaysia Sdn.Bhd.(本社:マレ ーシア クアラルンプール、以下:テーラー・ワートン・マレーシア)の全株式を取得することといたしまし た。これにより当社は、産業ガス関連事業の海外展開において不可欠な、コスト競争力ある海外製作拠点と 営業力を有することとなります。 記 テーラー・ワートン・マレーシアは、1742年創業の低温機器の製造・販売を行う老舗企業、米国 Taylor-Wharton International LLC(本社:米国、以下テーラー・ワートン)の子会社であり、マレーシア の現地法人として、主に低温液化ガス貯槽、小型バルク容器、LGC容器等の製造・販売を行っております。 また同社は、独自の製造ノウハウをフルに生かしたコスト競争力、アジアならびに北米への営業ネットワー クを有するなど、世界に通ずる低温機器メーカーです。 一方、エア・ウォーターの海外における産業ガス事業展開にあたっては、かねてより海外製作拠点の整備 が急がれていました。この度の株式取得によりテーラー・ワートン・マレーシアを子会社化することで、競 争力ある海外製作拠点を早期に確立するとともに、低温機器事業の拡大、さらにはエア・ウォーターの極低 温技術とテーラー・ワートン・マレーシアの製作技術の融合により、成長分野である東南アジア・北米向け のLNGサプライチェーンにかかわる機器事業の確立を目指してまいります。 尚、2015年10月、テーラー・ワートン・マレーシアの親会社である米国テーラー・ワートンは、チ ャプター11(アメリカ合衆国連邦倒産法第11章)の申請を行いました。その後の再建手続きに基づいて、 事業及び資産の売却が進み、この度、エア・ウォーターにてテーラー・ワートン・マレーシアの全ての株式 を取得することで決定しました。よって、テーラー・ワートン・マレーシアは株式譲受後、速やかに経営体 制を整え、これまでと同様に事業継続するとともに、より一層お客様の信頼にお応えしてまいります。

(会社概要)

会 社 名 : Taylor-Wharton Malaysia Sdn.Bhd.

代 表 者 : Eric Rottier

所 在 地 : マレーシア クアラルンプール近郊

売 上 高 : 30億円 (2014年度)

事業内容 : 低温液化ガス貯槽、小型バルク容器、LGC容器等の製造・販売

従業員数 : 126名 

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