東洋ゴム工業/米国タイヤ製造子会社における生産能力を追加増強 SCM・製造拠点 2023.06.17 (お知らせ)米国タイヤ製造子会社における生産能力の追加増強について 東洋ゴム工業株式会社(社長:清水隆史)は、北米におけるタイヤ製造子会社「Toyo Tire North America Manufacturing Inc.(社長:Donald C Bunn、以下TNA)」において、計画していた第4期拡張を昨年末に完了し、本年1月より生産能力の追加増強に着手しましたのでお知らせいたします。 当社は、北米市場におけるタイヤ需要の増大に対応した供給体制の確立を目的として、2013年12月より、TNAの第4 期生産能力増強計画(工場建屋を当時の約1.5 倍に拡張、新建屋の半分に生産設備を導入)に着手しました。工場建屋の完成後、順次設備導入を図るとともに、操業を当初予定より4ヶ月前倒しし、2015年4月から同設備によるタイヤ生産を開始しました。このたび、計画していた設備導入が最終的に2015年12月に完了したことにより、新たに年産250 万本規模(※乗用車用タイヤ換算)の供給能力増大体制が整いました。 当社は、今後安定的に成長が期待できる北米市場において、さらなる事業基盤強化を図るため、拡張した新建屋の残り半分のキャパシティに対して引き続き設備導入することを決定し、このたび、2016年1月より生産能力の追加増強に着手しました。 これにより、TNAはタイヤ生産供給能力が年産1,150万本体制(2016年末めど)となり、当社最大のタイヤ生産工場となります。また、従業員数も1,500名体制(2016年末)を予定しており、雇用面での貢献も果たしていきます。 ※TNA稼動時(2006年)の生産供給能力は年産200万本、従業員数は約350名 ■生産能力の追加増強について(計画概要) 1.総投資額 約130 億円2.完了予定 2016年12月3.生産能力 年産250 万本(乗用車用タイヤ換算) □参考①(TNA生産体制の増強推移) 第3期拡張 第4期拡張 第4期追加能力増強 計画完了 2011年8月 2015年12月 2016年12月 年間生産能力 650万本体制 900万本体制 1,150万本体制 ※生産本数はいずれも乗用車用タイヤ換算 □参考②(第4期拡張の当初計画概要) 1.総投資額 約200億円 2.完了予定 2016年度中(2015年8月操業) ※2015年4月稼動開始、2015年12月計画完了 3.生産能力 年産250万本(乗用車用タイヤ換算) Toyo Tire North America Manufacturing Inc. の概要 1.所 在 地 米国ジョージア州バートゥ郡2.設立年月 2004 年6 月3.事業内容 乗用車用、ライトトラック用ラジアルタイヤの製造・販売4.代 表 者 Donald C Bunn5.資 本 金 150 百万米ドル6.出資比率 東洋ゴム工業株式会社100%7.土地面積 150 エーカー(約607,000 ㎡) (Toyo Tire North America Manufacturing Inc.) 以上