宇徳/ジャパンエキスプレスの一部事業を譲受 物流全般 2023.06.17 株式会社ジャパンエキスプレスの一部事業譲受 株式会社ジャパンエキスプレスの一部事業譲受 の一部事業譲受の検討開始に関する 検討開始に関するお知らせ 当社と株式会社ジャパンエキスプレス(以下、「JEX」といいます。)は、本日開催のそれ ぞれの取締役会において、JEX より同社の一部事業を当社が譲り受ける交渉を開始するこ とを承認し、そのための検討・交渉を開始しますので、下記の通りお知らせいたします。 記 1. 事業譲受の目的 当社は港湾事業、プラント及び物流事業を核に事業を営んでおりますが、物流事業に ついては、一般貨物から各種大型プラント機器に至るまで多種多様な貨物を取り扱っ ており、そのサービスの範囲や品質に高い評価を得ております。しかしながら、重量 物輸送を除いて、競合大手と比較し規模において劣位にあることは否めず、当社 UTOC ビジョン 2020 を達成するために、最も強化しなければならない事業分野と認識してお ります。 一方、JEX は、1927 年に船客送迎、旅客手荷物運搬を主業務として会社を設立、現在 は旅客手荷物運搬から発展した海外引越事業の他、倉庫保管、通関、国際輸送等の物 流事業を展開しております。同社の物流事業は幅広いサービスメニューを保有してい るものの、個々の規模が小さく、物流業界の競争が激化するなかでコスト競争力を維 持するためには、規模の拡大が必須となっております。 当社と JEX は共に株式会社商船三井の連結子会社であり、両社とも海上及び陸上輸送 に係わる物流事業を営んでおり、それぞれの得意分野、事業分野で独自に企業発展に 取り組んで参りました。しかし、日本の人口の減少や高齢化が進んでいくなか、個人 消費は頭打ちの状況にあり、一般貨物の貿易量も回復の兆しが見えず、物流を取り巻 く環境は益々厳しくなることが予想されます。このため、両社がこのままの状態で物 流事業を継続しても将来的な発展性が見通せないことから、JEX の事業を当社に集約 し、事業基盤を強化することが一つの打開策であるとの判断に至りました。JEX より 海外引越事業を除く物流事業を譲り受けることにより、当社物流事業のサービスメニ ューの充実、規模の拡大が期待でき、競争力強化による企業価値の極大化を目指して、 事業譲受の検討、交渉を開始することにいたしました。 2. 譲受の要旨 (1) 譲受の対象事業 海外引越事業及びその関連業務を除く全事業 (事業譲受の範囲については上記を基本として検討、交渉予定であります) (2) 事業譲受予定日 2016 年 7 月 1 日 3. ジャパンエキスプレスの会社概要 (1) 名 称 株式会社 ジャパンエキスプレス (2) 本 店 所 在 地 本 社 所 在 地 神奈川県横浜市中区海岸通 1 丁目 1 番地 東京都千代田区神田司町 2 丁目 6 番 司町ビル (3) 代表者の役職・氏名 代表取締役社長 松本 巌雄 (4) 事 業 内 容 港湾運送業、貨物運送取扱業、貨物利用運送業 倉庫業、通関業、海外引越業、保険代理店業、不動産業 (5) 資 本 金 236百万円 (6) 設 立 年 月 日 昭和 2 年 11 月 26 日 (7) 発 行 済 株 式 数 332千株 (8) 決 算 期 3 月 31 日 (9) 従 業 員 数 102人(単体) (略) 4. 支配株主との取引等に関する事項 本事業譲受は、当社にとって支配株主との取引等に該当します。そのため、当社は JEX との間で本事業譲受の合意に達した際には、本事業譲受を決議(承認)する取 締役会までに、本事業譲受が少数株主にとって不利益なものではないことに関する 意見を、支配株主との間で利害関係を有しない独立の第三者から取得する予定です。