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グローバル・ロジスティック・プロパティーズ/マルチテナント型物流施設「GLP川島」を開発

物流不動産・施設 2023.06.17
グローバル・ロジスティック・プロパティーズ
マルチテナント型物流施設「GLP川島」を開発

先進的物流施設のリーディングプロバイダーであるグローバル・ロジスティック・プロパティーズの日本法人、グローバル・ロジスティック・プロパティーズ株式会社(本社所在地:東京都港区、代表取締役社長:帖佐 義之(以下「GLP」))は埼玉県比企郡川島町で延床面積約49,000㎡(メザニンを追加した場合:約54,000㎡)のマルチテナント型の物流施設「GLP川島」の開発を行うことをお知らせします。2016年3月に着工予定、2017年4月に竣工予定、総開発コストは約84億円です。

 「GLP川島」は、東北自動車道まで延伸した圏央道の「川島IC」に隣接し、関越自動車道、東北自動車道への接続にも至便な上に国道254号線も利用可能な好立地に所在します。これらの道路を使い分けることによって、広域配送に加え、地域内配送や都心配送へのオペレーションが可能です。埼玉県中央部から北部には工業団地が多数集積しており、さまざまな業種の物流ニーズが見込まれるエリアです。

地上4階建て(倉庫部分:1,2,4階)の「GLP川島」では、あらゆる業種に対応できるフレキシビリティの高い物流施設を実現するため新たな取り組みを実施します。具体的には、1階部分は土地の高低差を活かして高床低床両方のバースを設置すると同時に、製造メーカーや飲料メーカー向けに2.5トンのフォークリフトが走行可能な構造となります。また、2階部分は天井高を必要としないEコマースやアパレル企業などが入居する場合は、後付けでメザニンを設置することにより、さらに機能的で効率的なオペレーションが可能となる一方で、保管機能を重視する場合は、メザニンを設置せずに7.5mの天井高を有効利用出来ます。

「GLP川島」は、全館LED照明や太陽光パネルの設置など環境に配慮した設備も兼ね備え、水害対策として非常用発電機を含め、電気室を2階に設置するBCP対策や制振ブレース構造を採用するなど安全性は確保した上で、コスト面の配慮を加えたGLPの物流施設の多様化の一例と言えます。

 

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「GLP川島」完成イメージ

代表取締役社長の帖佐義之は、「『GLP川島』はGLPとしても新たな試みと言える施設です。さまざまなバリエーションが可能で、セミオーダー型と言っても過言ではありません。企業の物流オペレーションのニーズは高度化、細分化が進んでおり、柔軟性の高い仕様ときめの細かいサービスが必要となっています。そうした変化するニーズに先駆的に応える物流施設を今後も提供して参ります」と述べています。

「GLP川島」の開発は、GLPがCPPIB(カナダの公的年金運用機関であるカナダ・ペンション・プラン・インベストメント・ボード)と2011年8月に50%対50%で立ち上げた合弁事業「GLPジャパン・デベロップメント・ベンチャー」による開発物件となります。GLPは、現在、埼玉県で15棟の物流施設を所有・運営しています。本施設以外に「GLP狭山日高II」も開発中です。

<添付資料>
■ 施設概要

施設名:GLP川島
所在地:埼玉県比企郡川島市
敷地面積:約27,000㎡
延床面積:約49,000㎡(メザニンを追加した場合:約54,000㎡)
着工:2016年3月(予定)
竣工:2017年4月(予定)

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■ 開発予定地
東北自動車道まで延伸した圏央道の「川島IC」に隣接し、関越自動車道、東北自動車道への接続にも至便な上に国道254号線も利用可能な好立地に所在します。これらの道路を使い分けることによって、広域配送に加え、地域内配送や都心配送へのオペレーションが可能です。埼玉県中央部から北部には工業団地が多数集積しており、さまざまな業種の物流ニーズが見込まれるエリアです。

■ 施設の特徴
「GLP川島」は地上4階建て(倉庫部分:1,2,4階)で1階部分は土地の高低差を活かして高床低床両方のバースを設置すると同時に、製造メーカーや飲料メーカー向けに2.5トンのフォークリフトが走行可能な構造となります。また、2階部分は天井高を必要としないEコマースやアパレル企業などが入居する場合は、後付けでメザニンを設置することにより、さらに機能的で効率的なオペレーションが可能となる一方で、保管機能を重視する場合は、メザニンを設置せずに7.5mの天井高を有効利用出来ます。

以上


グローバル・ロジスティック・プロパティーズについてhttp://www.glprop.com/(link is external)
グローバル・ロジスティック・プロパティーズ・リミテッド (GLP) は先進的物流施設のグローバルリーディングプロバイダーです。GLPグループは、中国、日本、ブラジル、米国で国内消費を支える5,000万㎡(5億3,800万平方フィート)規模の物流施設ポートフォリオを運営しています。GLPの4,000社もの顧客には世界の主要な製造、小売り、3PL会社などを含みます。ファンド運用ビジネスは、GLPの重要な成長の柱であり、持続的な長期的成長のための潤沢な資本を提供すると同時にGLPの投下資本のリターンを強化しています。2015年12月31日時点のGLPの総資産は340億米ドルです。
なお、GLPはシンガポール証券取引所のメインボードに上場しています(株式コード: MC0.SI;Reuters ticker: GLPL.SI; Bloomberg ticker: GLP SP)。

グローバル・ロジスティック・プロパティーズ株式会社について(http://www.glprop.co.jp/
グローバル・ロジスティック・プロパティーズ株式会社は、2009年3月に設立されたGLPの日本法人です。日本の主要な物流拠点を網羅する都市で、97物件・総延床面積約460万平方メートルの物流施設を運営しており(2015年12月31日現在)、都市の生活や経済活動を支える重要なインフラとしての、高機能かつ環境にも配慮した物流施設を提供しています。

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