三菱レイヨン/化学品製造技術の開発に関するArzeda社との提携 SCM・製造拠点 2023.06.17 化学品製造技術の開発に関するArzeda社との提携について 三菱レイヨン株式会社(本社:東京都千代田区、社長:越智 仁、以下「当社」)は、米国ワシントン州のバイオテクノロジー企業であるArzeda Corporation(以下「Arzeda社」)と化学品製造技術に関する共同開発契約を締結しましたので、お知らせします。 Arzeda社は、2008年に設立されたベンチャー企業で、ワシントン大学のデイビッド・ベイカー教授の開発した計算化学と合成生物学を用いて高性能かつ低コストな酵素や化学品製造プロセスを開発する技術を保有しています。多くの化学企業などと提携して各種ポリマーや機能性化学品あるいは生理活性物質の開発などを行っています。 当社は、Arzeda社のタンパク質設計ソフトウェア≪Archytas≫を活用してArzeda社と当社の化学品製造プロセス開発及び工業化に関する知見を合わせ、当社の化学品製造に使用しうる酵素や微生物菌体を開発します。それらを利用して製造段階における環境負荷や原燃料コストを削減し、既存事業の一層の競争力強化を図ります。 ■Arzeda社の概要: 社名:Arzeda Corporation 所在地:Seattle,Washington 設立:2008年 代表者:Alexandre Zanghellini