物流ニュース

マニラに自営倉庫開設、完成品・部品の保管業務を提供

MOL Logistics Philippines Inc.,
Marilao Warehouse

商船三井ロジスティクス（東京都千代田区、代表取締役社長：湊 哲哉）は昨年7月、フィリピンのマニラ北部に自営倉庫を開設し、日系大手機械メーカーの完成品・部品保管業務（コントラクト・ロジスティクス）の取り扱いを開始しました。

昨年7月より先ず完成品の保管業務を開始、加えて本年2月からは部品（サービス・パーツ）の保管業務も開始しました。

この倉庫は、メトロ・マニラから北に約20km、パンフィリピンハイウェイより約2kmの好立地に位置します。面積は4,000平方メートル、高床式の新築倉庫です。倉庫単体規模では日系で最大級のスペースを有しております。

倉庫オペレーションは当社フィリピン法人が請け負っており、WMS（倉庫在庫管理システム）導入の下、バーコードによるロット管理を行う体制を整えました。同メーカーの中国・タイ工場で製造された完成品は直置きにて、サービスパーツはラック上のプラスティックボックスにて各々保管し、フィリピン市場向けに出荷しております。

加えて、これら完成品・部品のフィリピン到着後の輸入通関、倉庫までのドレーは当社フィリピン法人通関部門が受託、フィリピンまでの海上輸送は当社海外法人が手配しており、当社グループによる一貫総合物流サービスを提供しております。因みに当社フィリピン法人は総勢42名、うち当該倉庫は5名、通関部門は8名の陣容です。

商船三井ロジスティクスは今後も更なるサービス品質の向上を図り、航空・海上フォワーディングに派生する各種ロジスティクス業務を組み合わせ提供する総合物流企業として、多様化するお客様の物流ニーズにお応えしてまいります。世界各地で培ってきた商船三井ロジスティクスならではのきめ細やかなコントラクト・ロジスティクスのノウハウを展開し、最適なソリューションを提案・提供してまいります。

【倉庫概要】