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栗林商船/売上高は前年比5・3%減、経常利益は前年比12・5%増(平成28年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

平成28年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

単位・百万円  

           売上高     営業利益  経常利益  当期純利益

28年3月期第3四半期 33,707 △5.3  1,319 5.0   1,376 12.5  867 △17.6

27年3月期第3四半期 35,576 △0.4  1,257 21.1  1,223 13.7  1,052 82.0

(略)

(1)経営成績に関する説明

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、円安・株高を背景に企業収益や雇用・所得環境が改善し、設 備投資も底堅く推移し、景気は緩やかな回復基調が続きましたが、鋼材等の在庫調整の遅れによる生産調整や輸出 の伸び悩みで、やや足踏みする動きも見られました。一方海外では、米国や欧州において緩やかながら景気回復基 調が継続しましたが、米国のゼロ金利解除や、中国を始めとするアジア新興国の景気の下振れ等、先行き不透明な 状況に置かれています。 この様な経済情勢の中で当社グループは、海運事業において太宗貨物が伸び悩む中で、雑貨輸送の集荷に努め、 前年並の輸送量を確保することが出来ました。収益面では燃料油安の影響により燃料油価格変動調整金は減少しま したが増益となりました。ホテル事業においては、ネット販売の強化やコスト削減を継続して実施し、前年度に比 べて収益は大幅に改善いたしました。不動産事業は概ね順調に推移いたしました。 事業セグメント毎の業績概況は、次のとおりであります。

(海運事業)

当第3四半期連結累計期間は、太宗貨物が伸び悩み、燃料油価格変動調整金の減少など業績悪化要因もありまし たが、雑貨輸送の集荷に努めたこと、効率配船やコスト削減に努めたこと、さらに燃料油安も追い風となり、売上 高は前第3四半期連結累計期間に比べて20億1千6百万円減(6.0%減)の316億3百万円となり、営業費用は前第 3四半期連結累計期間に比べて19億3千8百万円減(6.0%減)の305億9千4百万円となったことから、営業利益 は前第3四半期連結累計期間に比べて7千7百万円減(7.2%減)の10億8百万円となりました。

(ホテル事業)

当第3四半期連結累計期間は、低調であった前年度に比べて、ネット販売の強化やコスト削減に努めた結果、収 益は大幅に改善し、売上高は前第3四半期連結累計期間に比べて1億4千8百万円増(9.9%増)の16億5千3百万 円となり、営業費用は前第3四半期連結累計期間に比べて3千5百万円増(2.3%増)の15億5千2百万円となり、 営業利益は前第3四半期連結累計期間に比べて1億1千2百万円改善の1億円となりました。

(不動産事業)

当第3四半期連結累計期間は、前年度と同様に順調に推移し、売上高は前第3四半期連結累計期間並の4億5千 万円となり、営業費用は前第3四半期連結累計期間に比べて2千8百万円減(8.7%減)の3億円となり、営業利益 は前第3四半期連結累計期間に比べて2千7百万円増(14.9%増)の2億1千万円となりました。 以上の結果、売上高は前第3四半期連結累計期間に比べて18億6千9百万円減(5.3%減)の337億7百万円とな り、営業費用は前第3四半期連結累計期間に比べて19億3千1百万円減(5.6%減)の323億8千7百万円となり、 営業利益は前第3四半期連結累計期間に比べて6千2百万円増(5.0%増)の13億1千9百万円となりました。

(略)

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