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東部ネットワーク/経常利益は前年比58・4%増(平成28年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結))

決算短信 2023.06.17

平成28年3月期  第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)

単位・百万円  

           売上高   営業利益  経常利益  当期純利益

28年3月期第3四半期 9,572 0.1  1,013 60.4  1,066 58.4  720 64.5

27年3月期第3四半期 9,567 1.3  631 △2.4   673 △1.7  437 1.9

(略)

(1)経営成績に関する説明

当第3四半期累計期間のわが国経済は、中国経済の減速が続き、新興国や資源国経済も悪化しておりますので輸 出が停滞し、さらに円安による原材料価格の高騰で個人消費の回復が鈍く、足踏み状態の景気となり、不透明感が 強まっております。 当貨物自動車運送業界におきましては、ネット通販の宅配品が堅調に推移しておりますが、一方で季節商材が暖 冬で低迷し、公共投資の大幅な減少等もあり、貨物総輸送量は減少し、加えて人件費が高止まりしておりますの で、厳しい収益状況となっております。 当社はこのような状況下、同業他社との業務提携による事業の伸張や、ビールメーカー等との取引の拡大によ り、新規制緩和トレーラー車(飲料等輸送車)を増車し、輸送能力を大幅に向上させると共に、省エネ化やCO2 削減効果も発揮いたしましたので、荷主からも評価を受けることができました。 (尚、平成27年10月30日から行われました第44回東京モーターショーに当社ロゴマーク付きの新規制緩和トレー ラー車が出展されました。) 以上の結果、当第3四半期累計期間の売上高は9,572,733千円(前年同期比0.1%増)、営業利益は1,013,060千 円(前年同期比60.4%増)となり、経常利益は1,066,579千円(前年同期比58.4%増)、四半期純利益は720,206千 円(前年同期比64.5%増)となりました。 セグメントの業績につきましては次のとおりです。

(貨物自動車運送事業)

・第1営業部門

清涼飲料輸送は、荷主が自社の世界標準システムを導入し、合理化と在庫圧縮に力点を置いた施策を行いまし たので、総輸送量が減少し減収となりました。 びん・容器輸送は、食品メーカー等がペットボトルや紙容器等の軽量化を進めておりますので、国内生産は減 産体制となり、輸送量が減少し採算重視の輸送体制を継続し、減収となりました。 新輸送システム等は、ビールメーカー等が新製品の大量出荷を行いましたことに加え、年末の繁忙期とも重な り、大幅な増収となりました。 この結果、第1営業部門の売上高は前年同期比5.9%減となりました。 ・第2営業部門 石油輸送は、歴史的な原油安で、輸送量が増加傾向にありますが、暖冬で灯油輸送が減少し、減収となりまし た。 化成品輸送は、国内の汎用樹脂需要が底堅く推移し、輸送量が増加し増収となりました。 セメント輸送は、大型基幹道路工事等の公共工事が一段落し、関東・東北豪雨災害により東北地域に応援要請 があり、年末迄対応いたしましたが、減収となりました。 その他輸送は、小型車の専属車が減車となり減収となりましたが、新規の牛乳輸送が増加いたしましたので増 収となりました。 この結果、第2営業部門の売上高は前年同期比2.4%減となりました。 以上から、当貨物自動車運送事業の売上高は、関連業務の荷役・保管作業収入を含め、6,859,089千円(前年 同期比5.4%減)となり、セグメント利益は820,003千円(前年同期比37.5%増)となりました。

(商品販売事業)

当事業の主力販売品である石油製品は、新規取引先の増加と、既存取引先で納入油種が増加し、増収となりま した。 セメント販売につきましては、納入先が関東圏から東北・北陸地域へと拡大し、販売量の増加で増収となりま した。 車両販売等につきましては、大型車の販売が伸び大幅な増収、リース販売につきましては、太陽光設備等の納 入で増収、ソフトウェアの販売につきましては、前期並となりました。 この結果、当事業の売上高は1,957,224千円(前年同期比24.5%増)となり、セグメント利益は16,445千円 (前年同期比20.3%増)となりました。 (不動産賃貸事業) 当社の提供する各種賃貸施設のうち、自社施設の提供につきましては、テナントビルで一部空室が出ておりま すが、太陽光発電による屋根貸し等により微増となりました。 借上施設の提供につきましては、厚木施設の返還により減収となりました。 この結果、当事業の売上高は693,439千円(前年同期比0.2%減)となり、セグメント利益は390,661千円(前 年同期比85.2%増)となりました。

(その他事業)

自動車整備事業につきましては、ディーラー取引の拡大と、得意先自家用車の車検・整備の取込みキャンペー ン等により、増収となりました。 – 2 – 東部ネットワーク㈱(9036)平成28年3月期 第3四半期決算短信(非連結) 損害保険代理業等につきましては、個人の車両保険特約等の見直しや、既存の大口契約の更新が不調となり、 減収となりました。 この結果、当事業の売上高は62,979千円(前年同期比18.6%増)となり、セグメント利益は24,112千円(前年 同期比27.4%増)となりました。

(略)

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