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杉村倉庫/経常利益は前年比34・3%増(平成28年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

平成28年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

単位・百万円  

            売上高   営業利益 経常利益 当期純利益

28年3月期第3四半期  7,662 4.1  969 29.0  938 34.3  591 123.5

27年3月期第3四半期  7,359 2.5  751 18.9  699 21.0  264 23.6

(注) 包括利益 28年3月期第3四半期 709百万円( 28.6%) 27年3月期第3四半期 551百万円( 87.5%)

(略)

(1) 経営成績に関する説明

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府や日銀による経済、金融政策により企業収益や雇用環境の改善 がみられましたが、円安の進行による個人消費の伸び悩みや中国をはじめ新興国の経済減速のリスク懸念により、先行 きに不透明感が強まる状況で推移しております。 倉庫物流業界においては、一部荷動きに若干の回復基調がみられるようになったものの、荷主の強力な合理化要請な どによる企業間競争が激化しており、引き続き厳しい事業環境が続いております。 このような情勢のもと、当社グループにおいては顧客満足度の向上と業務のより一層の効率化を図るため、事業活動 の核となる倉庫設備の整備を進めるとともに、積極的な営業活動を展開いたしました。大阪市港区の当社大阪港営業所 における新倉庫の建替え工事は順調に進んでおり、平成28年7月の竣工予定となっております。 この結果、当第3四半期連結累計期間における当社グループの営業収益は、76億6千2百万円となり、前年同四半期に比 べ3億3百万円(4.1%)の増収となりました。営業原価は61億8千7百万円となり、前年同四半期に比べ1億8千8百万円 (3.1%)増加しましたが、販売費及び一般管理費は5億5百万円となり、前年同四半期に比べ1億千3百万円(16.9%)減 少しました。この結果、営業利益は9億6千9百万円となり、前年同四半期に比べ2億1千8百万円(29.0%)の増益となり ました。営業外収益・費用では受取配当金が増加し、支払利息や持分法による投資損失等が減少しましたので、経常利 益は9億3千8百万円となって、前年同四半期に比べ2億3千9百万円(34.3%)の増益となりました。 また、倉庫の改修工事に係る固定資産処分損やゴルフ会員権の売却損、またゴルフ会員権の評価損を特別損失に計上 しましたが、四半期純利益は5億9千1百万円となり、前年同四半期に比べ3億2千6百万円(123.5%)の増益となりまし た。 セグメントの業績を示すと次のとおりであります。

(物流事業)

当第3四半期連結累計期間は新倉庫の建替え工事の影響などで、米や紙製品などの取扱が前年同四半期に比べ減少し、 保管料収入が減少しました。しかし、電気製品や食料品の取扱、オフィス移転作業やリネンサプライの配送等の取扱が 堅調に推移し、荷役荷捌料収入や運送料収入が増加しました。この結果、外部顧客に対する営業収益は64億7千3百万円 となり、前年同四半期に比べ2億4千万円(3.9%)の増収となりました。費用面では減価償却費や修繕費、租税公課等が 減少しましたので、セグメント利益は4億6千4百万円となり、前年同四半期に比べ1億1千3百万円(32.2%)の増益とな りました。

(不動産事業)

一部の賃貸物件の契約解除の影響等による減収要因もありましたが、昨年8月には大阪市港区の賃貸物件が竣工し、業 績に寄与しました。外部顧客に対する営業収益は9億7千9百万円となり、前年同四半期に比べ5千8百万円(6.3%)の増 収となりました。費用面では修繕費等が増加しましたが、セグメント利益は7億8千4百万円となり、前年同四半期に比べ 4千5百万円(6.2%)の増益となりました。

(その他の事業)

ゴルフ練習場は入場者数が若干増加して営業収益が1億6千7百万円となりました。人件費や減価償却費等が減少し、前 年同四半期に比べ増収増益となりました。 売電事業は、営業収益が3千9百万円となり、減価償却費が減少したものの、前年同四半期に比べ減収減益となりまし た。 以上により、その他の事業の営業収益は2億9百万円となり、前年同四半期に比べ4百万円(2.3%)の増収となりまし た。セグメント利益は4千4百万円となり、前年同四半期に比べ1千1百万円(34.1%)の増益となりました。

(略)

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