物流ニュース

「沖縄発 香港向けウィークリー混載サービス」をスタート

商船三井ロジスティクス株式会社（本社：東京都千代田区神田駿河台、代表取締役社長 湊哲哉、以下「商船三井ロジスティクス」）と沖縄地区代理店（取次業者）である株式会社 オゥ・ティ・ケイ（本社：沖縄県那覇市港町、代表取締役社長 糸満均、以下「オゥ・ティ・ ケイ」）は、沖縄県内でのニーズの高まりに対応し、那覇港から香港向けに海上輸出混載の ウィークリーサービスを開始します。 このサービスは、2014 年末に株式会社 商船三井（本社：東京都港区虎ノ門 代表取締役社 長 池田潤一郎 以下、「商船三井」）と琉球海運株式会社（本社：沖縄県那覇市 代表取締役 山城博美、以下「琉球海運」）の業務提携により誕生した国際航路を利用します。 このサービスをご利用いただくことで、沖縄から香港への定期的な少量出荷が可能となり、 早ければ輸出日の翌週末には香港の店頭へ商品が並ぶことから、香港で在庫を抱える必要の ないサプライチェーンが実現します。 食品を中心とした沖縄県産品や、県内荷主企業の皆様が生み出す製品、香港から沖縄県へ 来訪する観光客の帰国時の荷物、またエアカーゴには不向きな重量物や長尺物等、沖縄県内の さまざまな潜在的なニーズにもお応えいたします。

１．新サービスの概要

◆ 那覇港から香港まで、リードタイムが「最短４日間」の混載サービスを実現。日本で最も 速い香港向け海上混載サービスが誕生します。

◆ 沖縄県内では初となる「ウィークリーサービス」の提供により、小口貨物を毎週香港へ 出荷することが可能となり、安定したサプライチェーンを確保できます。

◆ 当該サービスは、一般荷主はもとより、国際フォワーダー、物流企業の皆様にもご利用 いただけます。

◆ 香港サイドでは商船三井ロジスティクスの香港法人が CFS 業務（※1）を担当。 （※1）CY から自社倉庫へ保税転送し一時保管、デバン、必要に応じ指定までの配送手配等。

◆ 商船三井と琉球海運の提携による競争力ある国際航路に、国際総合物流企業である商船三 井ロジスティクス、並びに商船三井ロジスティクス香港と、確実なオペレーションを提供 するオゥ・ティ・ケイが加わることで、お客様にはより決め細やかで、安心・安全、且つ 高品質な物流サービスをご提供いたします。

２．新サービスのスケジュール

CFS カット（水曜日） 那覇出港（毎週金曜）→ 高雄港入港（日曜日）*那覇出港 2 日後

－商船三井の航路へ接続－

高雄港出港（日曜日）→ 香港入港（火曜日）*那覇出港 4 日後

◆ モデルケース

１ １週分の販売量を香港へ輸出。輸出日の翌週末には香港の店頭へ並べられます。毎週繰り 返せば、香港で在庫を抱える必要がない「サプライチェーン」が実現できます。

◆モデルケース２

香港人観光客の大型荷物（買い物した大型商品等）も、１週間程度で香港の自宅まで配送 可能となります。

◆ モデルケース３

沖縄県企業の皆さまが香港で展示会、商談会等を行う際には、サンプル等販促品の送付に ご利用いただけます。また、米や飲料水等の重い貨物も手軽に輸送することが可能になり ます。