川崎重工業/ばら積運搬船「AMIS GLORY」が進水 物流全般 2023.06.17 ばら積運搬船「AMIS GLORY」が進水 2016年01月20日 川崎重工は、1月20日(水)午前10時15分、神戸工場においてTRIUMPH WISDOM S.A.(トライアムフ ウィズダム エス エー)向け省エネタイプの55型ばら積運搬船 「AMIS GLORY (アミス グローリー)」(当社第1726番船)の進水式を行いました。本船は、当社が新たに開発した省エネタイプの55型ばら積運搬船の5番船で、進水後岸壁にて艤装工事を行い、今年3月に竣工し、引き渡す予定です。 本船の工程、主要目ならびに特長は次のとおりです。 1.工程 進水 2016年1月20日 竣工 2016年3月 2.主要目 全長 約189.90 m 長さ(垂線間長) 187.00 m 幅(型) 32.26 m 深さ(型) 17.90 m 夏期満載喫水(型) 12.50 m 総トン数 約31,700 トン 載貨重量トン数 約55,000 トン 主機関 川崎-MAN B&W 6S50ME-B8.2 X 1基 連続最大出力 7,730kW X 108回転/分 定員 25名 船級 日本海事協会 船籍 パナマ 航行区域 遠洋(国際) <特 長> 1) 船首楼付き平甲板型で、穀類、石炭、鉱石、鋼材などの貨物が積載可能な5船倉を有しています。また、各ハッチカバー間の船体中心線上に4基の30トンデッキクレーンを装備しており、荷役設備の無い港湾でも荷役作業が可能です。 2) 燃料噴射に電子制御方式を採用した新開発のME-B省燃費型ディーゼル主機関をはじめとし、高効率タイプのプロペラ、カワサキフィン付ラダーバルブならびにコントラフィン付セミダクト、および抵抗の少ない滑らかな船首形状を採用し、推進性能を向上させることにより燃料消費量を低減させています。 3) 主機関および発電機用エンジンは、海洋汚染防止条約によるNOx排出量二次規制に対応しています。