三井造船/60,000重量トン型ばら積み貨物運搬船「ハカタ クイーン」を引き渡し 物流全般 2023.06.17 2016年01月15日60,000重量トン型ばら積み貨物運搬船「ハカタ クイーン」引き渡し-エコシップ「neo60BC」の8隻目竣工- 三井造船株式会社(社長:田中 孝雄)は玉野事業所にて建造中でありました、リベリア国、レプタ シッピング社 (LEPTA SHIPPING CO., LTD.)向け60,000重量トン型ばら積み貨物運搬船「ハカタ クイーン」(HAKATA QUEEN、当社第1913番船)をこのほど完成し、本日同事業所にて引き渡しました。 本船は、当社の環境対応・低燃費船ラインナップ「neoシリーズ」の第三弾、60,000重量トン型バルクキャリアー「neo60BC」の8番船となります。 主 要 目 全長 199.99m 幅(型) 32.25m 深さ(型) 18.50m 総トン数 34,592 載貨重量トン数 60,481メトリックトン 主機関 三井-MAN B&W ディーゼル機関 6S50ME-B9.3 1基 航海速力 14.5ノット(常用出力) 最大搭載人員 25人 船級 NK 船籍 パナマ 引渡日 2016年1月15日 特長 4基のクレーンを装備した5ホールド(貨物艙)の汎用バルクキャリアーであり、当社56BCの使い勝手を踏襲している。 従来のパナマックス幅で載貨重量60,000トン以上を確保し、当社56BCから大型化しつつも、港湾や航路の汎用性を維持している。 石炭、鉄鉱石、小麦、大麦、大豆をはじめとした多様なバラ積み貨物に対応可能な他、長尺物やホットコイル等の半製品輸送も対応可能である。 船首および船尾には新開発の省エネ船型を採用し、平水中の抵抗推進特性のみならず、波浪中の耐航性や操縦性にも配慮している。 長さ/幅ともこのクラスでは最大級のハッチ開口を持つ。 主機関にはMARPOL NOx排出規制(Tier Ⅱ)を満たした新型電子制御エンジンである三井-MAN B&W ディーゼル機関6S50ME-B9.3を搭載し、幅広い出力域において低燃費を実現している。 SOx排出規制強化に配慮し、ECA(排出指定海域)内の航行に対応できる低硫黄燃料油専用のタンクを有している。 国際船級協会連合(IACS)共通構造規則(CSR)を適用している。