センコー／千葉にケミカル物流の新拠点を開設 物流不動産・施設 2023.06.17 千葉にケミカル物流の新拠点を開設～バルクコンテナの輸送体制を強化～ センコー株式会社はバルクコンテナ物流サービスを強化するため、「袖ヶ浦バルクコンテナセンター」（千葉県袖ケ浦市）を、２０１６年１月１５日に開設しました。 バルクコンテナは、粒体、粉体の樹脂原料などを輸送するためのコンテナで、お客様の工場内のサイロから直接充填し、配送先の工場のサイロに直接投入するものです。従来のフレコン・紙袋を使用した輸送に比べ、物流効率化、異物混入リスク低減などのメリットがあります。また、コンテナを海上輸送、鉄道輸送にモーダルシフトし、環境負荷を低減することもでき、当社では積極的にバルクコンテナ輸送を推進しています。 袖ヶ浦バルクコンテナセンターは、コンテナを屋外保管する物流センターで、京葉地域に立地するケミカルメーカーの樹脂原料などの取扱物量を拡大させるため開設しました。 新センターは従来の袖ヶ浦バルクターミナル（約１万８千m2）の２倍に近い約３万３千m2の保管面積があり、最大で１，８８４基のコンテナを保管（最大貯蔵量約２万トン）することができます。また、新センターにはコンテナ内洗浄などを行う作業用テントを２棟、荷役機器として４３トントップリフタ－１台、２４トンフォークリフト２台を備えるほか、コンテナを効率的に運用するため、バルクコンテナ管理システム（※）を導入しています。 ※バルクコンテナ管理システム：コンテナの充填の有無、センター内での保管場所、入出庫予定などセンター内にあるバルクコンテナに関する各種情報をタブレット端末、携帯電話回線を利用してリアルタイムに把握・管理するシステム。 【施設の概要】 １．名称：袖ヶ浦バルクコンテナセンター ２．所在地：千葉県袖ケ浦市長浦５８０－３１４ ３．敷地面積：３４，０００m2（１０，３００坪） ４．保管面積：３３，０００m2（１０，０００坪） ５．設備：作業用テント２棟（各３３０m2） ４３トントップリフタ－ １台 ２４トンフォークリフト ２台 以上
