日本出版販売/コンビニをリサイクル・リユースのプラットフォームに 、ローソンで実証実験をスタート グリーン物流(環境) 2023.06.17 コンビニをリサイクル・リユースのプラットフォームに12月12日(月)より、ローソンで実証実験をスタート 2022/12/12 日本出版販売株式会社(代表取締役社長:奥村 景二、略称:日販)は、日販グループを挙げて推進するESGの取り組みの一環として、返品物流を活用した古着のリサイクル事業の実証実験を、2022年12月12日(月)より都内のローソン店舗で開始します。 この度の実証実験では、株式会社ローソン(代表取締役 社長:竹増 貞信、以下「ローソン」)が11月28日(月)にオープンした「グリーンローソン※」(ローソン北大塚一丁目店)にて、不要となった洋服の回収BOXを設置し、集まった洋服をローソン店舗に配送される商品の返品物流に乗せて回収します。回収した洋服は状態・アイテム・素材・色ごとに分類され、良質なものは「中古衣料」として海外へ出荷、リユースが難しいものは、軍手や工業用ウエスの原材料としてリサイクルされます。 今回の実証実験後に検証を行ったうえで、顧客ニーズや店舗オペレーションなどを踏まえて事業化を検討してまいります。※食品ロス削減やプラスチック削減といった環境負荷軽減の取り組みに加え、様々な制約にとらわれず活躍できる社会の実現と、 お客様の新しい便利を目指した「アバター接客」など、サステナブルな取り組みを集約させたローソン店舗です。 持続可能な社会の実現に向けて、リユースやリサイクルといった考えが一層広がりを見せるなか、日本国内においては古着の回収は進んでおらず、34%程度しか再活用されておりません。(「環境省_サステナブルファッション」より) そのようななか日販は、出版業界特有の返品物流を活かしたリサイクル事業の可能性を模索しており、一方ローソンも環境に配慮した店舗を出店するなど、サステナビリティ推進への両社の思いが合致して、このたびの実証実験を行う運びとなりました。日販とローソンは、コンビニエンスストアという人々の生活に身近で日常的な場をハブとして、リサイクルの動線を実装することで、誰もが参画しやすいSDGsの流れを作ることができると考えております。この取り組みを通じて、「着なくなったら捨てる」から「再活用」の考え方を広め、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。 <実証実験の概要> 実施店舗 ローソン北大塚一丁目店 / 東京都豊島区北大塚1-13-4 実施内容 店頭でのリサイクルウェアの回収 実施期間 2022年12月12日(月)~2023年1月20日(金)※年末年始12/29~1/3は集荷対象外 回収対象 不要となった洋服(靴下、下着などのインナーウェアは対象外) 回収方法 店内にリサイクルウェア専用の回収BOXを設置し、定期的に、出版物流の集荷担当ドライバーが回収 リサイクル業者 ナカノ株式会社 実証実験目標 1.5袋/日 の回収 (1袋90L想定) <リサイクルウェア回収の流れ>