シーアールイー/BTS型物流施設「ロジスクエア福岡小郡」を着工 物流不動産・施設 2023.06.17 BTS型物流施設「ロジスクエア福岡小郡」を着工 株式会社シーアールイー(代表取締役社長/亀山忠秀 本社/東京都港区)は、福岡県小郡市において開発を進めている物流施設「ロジスクエア福岡小郡」に関して、本日、関係者出席の上、起工式を執り行い、着工しましたのでお知らせいたします。 なお、「ロジスクエア福岡小郡」は、特定ユーザーのニーズに基づいたオーダーメイド型(ビルド・トゥ・スーツ(BTS)型)の賃貸用物流施設であり、当該テナント企業の専用センターとして2024年2月末の竣工を目指し、建設を進めてまいります。 記 ■立地 「ロジスクエア福岡小郡」の開発予定地は、九州自動車道、長崎自動車道、大分自動車道の結節点である「鳥栖」ジャンクションから東へ約5km(車で約4分)の「筑後小郡」インターチェンジに隣接した物流適地で、近くには主要地方道久留米筑紫野線、県道本郷基山線及び国道500号線等の幹線道路が配置されており、交通利便性において高い立地メリットを有しております。また、本開発予定地から約200mに甘木鉄道の「今隈」駅があり、労働力確保の観点からも優位性がある立地です。 本開発予定地を含めた周辺エリアは、小郡市都市計画マスタープランにおいて工業及び流通施設を集積するゾーンとして位置付けられており、既に筑後小郡インターチェンジ地区地区計画が都市計画決定されております。 ■施設計画概要 「ロジスクエア福岡小郡」は、当該テナント企業の要望に基づき、地上4階建て(倉庫3層)の倉庫棟と平屋建ての危険物庫棟(4棟)で構成する総延床面積23,913.44㎡(7,233.81坪)の物流施設として開発されます。 倉庫棟の倉庫部分の基本スペックとしては、外壁には金属断熱サンドイッチパネル、床荷重は1.5t/㎡(2.5tフォークリフト対応可)、有効高さは5.5m以上、照度は平均300ルクスを確保する計画です。昇降設備は、荷物用エレベーター(積載荷重4.1t)2基、垂直搬送機2基を実装する計画です。 将来対応としては、事務室及び庫内トイレの増設、庫内空調設備設置の際の配管ルートや室外機置場の確保等、入居テナントの将来ニーズにも一定の対応ができる仕様とし、様々な物流ニーズに対応し得る機能性・汎用性を兼ね備えた当社の基本スペックを満足しうる計画となっております。 環境対策としては、全館LED照明、人感センサー、節水型衛生器具を計画しております。さらに、事務所やエントランスの天井面には九州産の国産天然木材を使った型枠材を採用して、内装仕上げ材としても兼用利用することで建物自体の炭素固定を促しCO2を削減するなど、環境や省エネルギーに配慮した施設計画とし、BELS評価、CASBEE-建築(新築)を取得予定です。また、株式会社エンバイオC・エナジー※1にて太陽光発電システムの導入を予定しており、本物件屋根に設置する太陽光パネルにて発電した自然エネルギーを本物件において自家消費する計画です。 ※1 当社及び㈱エンバイオ・ホールディングスとの共同出資により、2021年9月に設立したグリーン電力供給を主な事業とする新会社 ■開発プロジェクト概要 施設名称 : ロジスクエア福岡小郡 所在地 : 福岡県小郡市山隈 敷地面積 : 15,988.80㎡(4,836.61坪) 用途地域 : なし(市街化調整区域) 主要用途 : 倉庫(倉庫業を営む倉庫) 構造規模 : 普通倉庫 鉄骨造・一部鉄筋コンクリート造 地上4階建て(倉庫部分3層) 1棟 危険物倉庫 鉄骨造 平屋建て 4棟 延ベ面積 : 5棟合計 23,913.44㎡(7,233.81坪)(予定) 着工 : 2022年12月 7日 竣工 : 2024年 2月28日(予定) 設計施工 : 松尾建設株式会社