ジャンボフェリー/「こんぴら2」の延期後の引退日が12月17日に決定 物流全般 2023.06.17 ジャンボフェリー「こんぴら2」、延期後の引退日が12月17日(土)に決定 ~ 最終運航は、神戸発11:20小豆島経由高松ゆきの便~ ジャンボフェリー株式会社(本社:神戸市、社長:山神正義)は、延期しておりました「こんぴら2」(3,633総トン)の引退日について、12月17日(土)と決定いたしました。最終運航は、「神戸発11:20小豆島経由高松ゆき」の便となります。「お別れセレモニー」は、同便の神戸出発前に神戸三宮フェリーターミナル内にて実施予定です。当初の最終便へのご乗船やセレモニー観覧を予定されていた皆様には、たいへんご迷惑をお掛け致しましたこと、改めて、お詫び申し上げます。 ジャンボフェリーは、従来、「こんぴら2」、「りつりん2」の2隻のカーフェリーで運航しておりましたが、新船「あおい」は、このうち「こんぴら2」の代替として10月22日に就航いたしました。この新船「あおい」の就航に際して、残る現行船「りつりん2」の客室等リニューアル工事を実施するため、いったん同船が航路から離れて造船所に入り、その工事の間は、新船「あおい」と引退予定の「こんぴら2」の2隻で運航し、12月6日予定の「りつりん2」の復帰をもって、「こんぴら2」が引退することとしておりました。しかしながら、部品確保の問題等により「りつりん2」の改修工事に遅れが生じ、同船の航路復帰が遅れたことに伴い、「こんぴら2」の引退も当初予定から遅れることとなりました。皆様には、たいへんご迷惑をお掛け致しましたこと、改めて、お詫び申し上げます。 こんぴら2の概要 [主要諸元] ※ 2022年12月現在・総トン数 3,633 G/T・全 長 116 m・全 幅 20 m・航海速力 18.5 kt・旅客定員 475 名・積載台数 大型トラック 64台 こんぴら2が達成した記録の数々 1.神戸港への入港回数 ・・・ フェリーで国内最多となる26,268回 2.営業運航での航海距離 ・・・ 約655万キロ、地球163.7周 (1周4万キロで計算) 3.明石海峡航路の通行回数 ・・・ 世界最多52,537 回(航路の横切船や斜行船を除く) 4.メインエンジンの稼働時間 ・・・ 日本鋼管製の船舶エンジンで国内最長の約212,800時間 ※詳細は別添「数字で振り返るこんぴら2」もご覧ください。 お別れセレモニーについて こんぴら2の最終便(神戸発11:20便)の出発前に、下記の通り、お別れセレモニーを実施します。ターミナル建物内の行事は一般見学も可能です。(ただし、ヤード内・船内は乗船者以外の方は入れません。)■ 場所 神戸三宮フェリーターミナル■ 日時 12月17日 10:30から■ 内容・神戸市様より、船長に、神戸港への入港回数最多の記念盾贈呈・JFEエンジニアリング(旧 日本鋼管)様より、機関長に、エンジン稼働時間最長の表彰状授与・記念撮影・11:00から乗船開始。出航時に紙テープを投げてお見送り(※乗船開始時刻が通常の時刻(出港30分前)より少し遅れます。)