NEC/「協調搬送ロボット」が「JIDAデザインミュージアムセレクション vol.24」の最高位「ゴールドセレクション賞」を受賞 物流システム 2023.06.17 NECの「協調搬送ロボット」が「JIDAデザインミュージアムセレクション vol.24」の最高位「ゴールドセレクション賞」を受賞 NECの「協調搬送ロボット|Cooperative Porter Robot」が、公益社団法人日本インダストリアルデザイナー協会によるJIDAデザインミュージアムセレクションVol.24において、最高位の「ゴールドセレクション賞」を受賞いたしました。今回の受賞は、「2022年度 グッドデザイン賞」に続き、2つ目の受賞となります。今回の受賞をきっかけにプロジェクトの認知を広め、さらに事業化を推進します。NECはデザインの力で 新たな社会価値を創出するイノベーションを加速していきます。 ■審査員コメント2体のロボットで台車を挟み搬送するプロダクトである。天井のカメラで空間全体を把握し動くため、イレギュラーな状況や人の動きにも対応して稼働することができる。人手不足が深刻な物流現場の課題に高度な解決策を提示している点、独自の遠隔制御技術と2体で挟むというアイデアでこれまでにない形のソリューションを実現している点を評価した。また、2体で協力して運ぶような姿が良い。(審査委員/濱田 秀之) ■概要「空間全体を理解して制御する」という新しい概念に基づいた、搬送ロボットサービスです。天井に設置したセンサーカメラが人の動きや荷物の場所など倉庫内の状況をリアルタイムに把握し、中央管制システムが全てのロボットを統率し制御します。事業環境に変化が生じた際も大規模な設備変更は不要となり、刻々と変化する人の動線や倉庫のレイアウトにも柔軟に対応が可能となります。また、多様なリテラシーのユーザーが慌てることなく対処できるインタラクション設計など、人とロボットとが協調し続けるシステムをデザインしています。人とロボットが同じ空間で安全かつ効率的に稼動できるサービスの実現により、物流現場の働き方を変革します。 受賞製品の概要については、こちらをご参照ください → https://jpn.nec.com/arc/index.html ■「JIDAデザインミュージアムセレクションvol.24 東京展」に出展します。 [会期]2023年1月18日(水)〜1月23日(月)[時間]10:00~18:00(最終日は15:00まで)[会場]AXISギャラリー(東京都港区六本木5-17-1 AXISビル4F)[入場料]無料[URL]http://jida-museum.jp/collection.html/selection.html/selection24/ ■「JIDAデザインミュージアムセレクション」について公益財団法人日本インダストリアルデザイナー協会(JIDA)が、「美しく豊かな生活を目指して」をテーマに、インダストリアルデザインが社会に寄与する質の高い製品を選定し表彰すると共に、その製品を収集保管して次世代に伝え、教育、産業、生活へ文化的貢献を行うことを目的とするものです。(注)ゴールドセレクション賞は、セレクションの中から特別審査会によって選定された、特に優れたデザインに与えられるものです。