マルハニチロ/物流事業の営業利益は前年比0・7%増(2023年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)) 決算短信 2023.06.17 2023年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)単位・百万円 売上高 営業利益 経常利益 当期純利益 2023年3月期第2四半期 485,241 17.7 15,933 27.9 21,209 53.1 13,129 39.02022年3月期第2四半期 412,220 5.2 12,460 21.6 13,856 17.0 9,447 165.8(注)包括利益 2023年3月期第2四半期 27,249百万円 (89.4%) 2022年3月期第2四半期 14,390百万円 (163.1%) (略) 1.当四半期決算に関する定性的情報(1)経営成績に関する説明 当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、オミクロン株BA.5型への置き換わりによる新型コロナウイルス新規感染者数の爆発的な増加があったものの、新たな行動制限が行われなかったこともあり、個人消費を中心として、引き続き緩やかな回復が見られました。 その一方で、当社グループ関連業界を取り巻く環境につきましては、ウクライナ情勢の長期化や急激な円安進行を受けた原材料・エネルギー資源価格の高騰など、依然として不透明な状況が継続しております。このような状況のもと、当社グループにおいては、中期経営計画「海といのちの未来をつくる MNV 2024」の策定にあたり再定義した長期経営ビジョンの実現に向けて、「経営戦略とサステナビリティの統合」「価値創造経営の実践」「持続的成長のための経営基盤強化」に引き続き取り組んでまいりました。(長期経営ビジョン) ①事業活動を通じた経済価値、社会価値、環境価値の創造により、持続可能な地域・社会づくりに貢献する ②総合食品企業として、グローバルに「マルハニチロブランド」の提供価値を高め、お客様の健康価値創造に貢 献する ③水産資源調達力と食品加工技術力に基づく持続可能なバリューチェーンを強化し、企業価値の最大化を実現する その結果、当社グループの当第2四半期連結累計期間 の経営成績は、売上高は485,241百万円(前年同期比17.7%増)、営業利益は15,933百万円(前年同期比27.9%増)、経常利益は円安による為替差益の計上等により21,209百万円(前年同期比53.1%増)となりました。また、2022年9月24日に当社広島工場で発生した火災による火災損失の計上等により、親会社株主に帰属する四半期純利益は13,129百万円(前年同期比39.0%増)となりました。 各セグメントの経営成績は次のとおりであります。 なお、従来、報告セグメントについては「水産資源」、「加工」及び「物流」の3区分としておりましたが、水産資源調達力と食品加工技術を生かしたバリューチェーンの更なる強化拡充を図るため、第1四半期連結会計期間より「水産資源」、「加工食品」、「食材流通」及び「物流」の4区分に変更しており、以下の前年同四半期比較については、前年同四半期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しております。 (略) 物流事業 物流事業は、大都市を中心に保管需要を着実に取り込んだことにより増収となったものの、電気料金の値上げに伴う動力費の大幅な増加などにより、売上高は8,681百万円(前年同期比3.3%増)、営業利益は727百万円(前年同期比0.7%増)となりました。 (略)