東洋埠頭/経常利益は前年比22・8%増(2023年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)) 決算短信 2023.06.17 2023年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)単位・百万円 売上高 営業利益 経常利益 当期純利益 2023年3月期第2四半期 19,821 12.4 1,002 10.7 1,327 22.8 927 20.12022年3月期第2四半期 17,631 1.1 905 14.7 1,081 23.3 772 31.9(注)包括利益 2023年3月期第2四半期 878百万円 (△0.3%) 2022年3月期第2四半期 880百万円 (△4.3%) (略) 1.当四半期決算に関する定性的情報(1)経営成績に関する説明 当第2四半期連結累計期間は、新型コロナウイルス感染症再拡大やロシア・ウクライナ情勢に起因するエネルギー資源、原油価格の高騰、急激な円安進行による原材料価格の上昇などにより、厳しい状況が続きました。 このような中、当社グループでは、グループ各社の連携を一層強化し、営業の拡大、経営基盤の強化、社会的責任の向上に取り組んでまいりました。 国内総合物流事業は、中国のロックダウンや海上輸送混乱の影響によりコンテナ及び輸入青果物の取扱数量は前年同期を下回りましたが、穀物などの取扱数量及び倉庫保管残高は前年同期を上回りました。 国際物流事業は、欧米、アジア諸国向け輸出貨物の取扱いが増加し、営業収入、営業利益ともに前年同期を上回りました。 この結果、当第2四半期連結累計期間の営業収入は198億2千1百万円(前年同期比21億8千9百万円、12.4%増収)、営業利益は10億2百万円(前年同期比9千7百万円、10.7%増益)となり、ともに前年同期を上回りました。営業外収支では、為替差益を計上したことなどにより、経常利益は13億2千7百万円(前年同期比2億4千6百万円、22.8%増益)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は9億2千7百万円(前年同期比1億5千5百万円、20.1%増益)となりました。 新型コロナウイルス感染症拡大による業績への影響については、軽微でした。 セグメントの概況は次のとおりです。○ 国内総合物流事業 国内総合物流事業の営業収入は159億6千7百万円(前年同期比5.5%増収)、営業利益は7億7千8百万円(前年同期比1.0%増益)となりました。≪倉庫業≫ 倉庫業の営業収入は59億8千8百万円(前年同期比8.8%増収)となりました。入出庫数量は178万トン(前年同期178万トン)、平均保管残高は37万トン(前年同期28万トン)でした。輸入青果物などの取扱いは減少しましたが、穀物などの取扱いが増加し、倉庫保管残高は前年同期を上回りました。≪港湾運送業≫ 港湾運送業の営業収入は42億1百万円(前年同期比3.8%増収)となりました。輸入青果物や川崎港でのコンテナ取扱数量が減少しましたが、ばら積み貨物は穀物、残土などの取扱数量が増加し、237万トン(前年同期228万トン)となりました。≪自動車運送業≫ 自動車運送業の営業収入は29億6千2百万円(前年同期比1.5%増収)となりました。荷動きが堅調に推移しました。≪その他の業務≫ その他の業務の営業収入は28億1千5百万円(前年同期比5.3%増収)となりました。物流関連施設の賃貸に伴う収入が増加しました。○ 国際物流事業 国際物流事業の営業収入は39億8千8百万円(前年同期比52.0%増収)、営業利益2億2千万円(前年同期比71.6%増益)となりました。欧米、アジア諸国向け輸出貨物の取扱いが増加しました。 (略)