フジクラ/佐倉事業所内に間欠接着型光ファイバ心線の新工場を建設 SCM・製造拠点 2023.06.17 佐倉事業所内に間欠接着型光ファイバ心線(SWRⓇ)新工場を建設 ~SWRⓇ生産量を30%増産~ 2022年10月12日株式会社フジクラ 株式会社フジクラ(取締役社長CEO 岡田直樹)は、この度、光ファイバ関連生産工場の建設をいたします。これにより、12心間欠接着型光ファイバ心線(SWRⓇ*1:Spider Web RibbonⓇ)の生産量は30%程度増える見通しとなります。 新工場は、現在、光ファイバの国内生産拠点となっている佐倉事業所(千葉県佐倉市)に建設します。工場面積は約3000㎡です。生産するのは細径高密度型光ファイバケーブル(WTC®)に実装する、当社独自の12心SWR®です。新工場の稼働は2025年を予定。稼働後のSWRⓇ生産量は30%程度増える見通しです。 新工場ではDX(デジタルトランスフォーメーション)やGX(グリーントランスフォーメーション)を採り入れ、省人・省エネを進めるとともに生産効率を高めて参ります。フジクラでは今後も、世界的に需要が高まる高度情報インフラの構築に貢献できるよう、取り組みを進めて参ります。 フジクラ佐倉事業所(千葉県佐倉市) 光ファイバ心線「FutureGuideⓇ)」 間欠接着型光ファイバ心線「SWRⓇ」 【用語の説明】*1 Spider Web RibbonⓇ(SWRⓇ)は、複数の光ファイバ心線を長手方向に間隔を空けて(間欠)接着した当社独自のテープ心線です。柔軟性に富んでいるため、ケーブル内の高密度実装が可能であり、細径化、高密度化に寄与します。*2 Wrapping Tube CableⓇ(WTCⓇ)は、SWRⓇを実装した細径高密度な光ファイバリボンケーブルの名称です。従来の光ファイバケーブルよりも大幅な工期の短縮が可能です。(当社SWRⓇ/WTCⓇ特設Webサイト:https://swrwtc.fujikura.jp/wrapping-tube-cable )