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東海カーボン/タイ子会社、新工場を建設し現工場を移転

SCM・製造拠点 2023.06.17

連結子会社の新工場建設と現工場の移転に関するお知らせ

当社は、本日の臨時取締役会において、連結子会社である Thai Tokai Carbon Product Co.,Ltd.(以下、TCP社。本社:タイ/バンコク、工場:同/シラチャ)の新工場建設を決議いたしましたのでお知らせ致します。

   記

1. 新工場建設の理由

TCP社は、1989年に設立、同地にて自動車用タイヤ等ゴム製品の補強材として使用されるカーボンブラックの製造・販売を手掛けおりますが、自動車産業の拡大を背景に、近年、同地域におけるカーボンブラック需要は大幅に増加しており、今後ともこのトレンドは継続する見通しです。TCPの工場敷地は、創業当初より長期リース契約によるものでしたが、このような環境下、自社所有の土地を確保し移転することで、よりサステナブルな供給体制の確立を図ることとしました。新工場の生産能力は、現工場と同じ年産180千トンからスタートしますが、最新鋭の設備を導入することで、環境負荷を軽減しつつ、生産性の向上と品質の改善を目指します。

2. 新工場概要

(1) 移転先所在地 : LK Rubber Industrial City Hub 888 , Moo 2, Sam Nak Thong, Mueang Rayong District, Rayong 21100

(2) 敷地面積 : 126.5365 rai (=202,458m2)

(3) 生産能力 : 年間180,000トン

(4) 着工 : 2023年7月(注)

(5) 竣工 : 2025年4月(注)

(6) 建設予定額 : 9,900百万バーツ(約346億円)

(7) 資金計画 : 自己資金、金融機関からの借入及び社債の発行

(注)当該土地の利用及び開発にかかる許認可申請の承認時期により、着工および竣工の予定時期が変更になる可能性あります

3. 今後の見通し

TCP社による新工場建設が2022年度12月期決算に与える影響は軽微となる見通しです。今後開示すべき事象が発生した場合には、速やかにお知らせいたします。

以上

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