ニッパツ/自動車電動化対応製品の生産能力を増強 SCM・製造拠点 2023.06.17 自動車電動化対応製品の生産能力増強に関するお知らせ ニッパツ(本社・横浜市、代表取締役社長・茅本隆司)は、以下2種類の自動車電動化のキーパーツ製品の生産設備の増強を進めておりますので、お知らせいたします。 1. 電動車パワー半導体用の金属基板 自動車の電動化やハイブリッド化のスピードが加速する中ニッパツは、動力であるモーターへの電力供給や制御をおこなうパワー半導体に使用される金属基板を量産中です。さらなる小型化と高機能化に対応する金属基板の生産に対応するため、この製品の生産能力を増強いたします。 本製品について大きな売上高の伸びを見込んでおり、今後の設備投資については計画が確定次第、順次お知らせいたします。 (1)対象工場 : 産機生産本部 駒ケ根工場 (2)所在地 : 長野県駒ヶ根市赤穂1170-1 (3)投資総額 : 約20億円(うち10億円は2021年8月に発表済) (4)竣工予定 : 2023年9月 2. 電動車のパワー半導体の冷却に使用される押えばね 前項でも触れましたパワー半導体は、動作時にかなりの熱量が発生するため冷却が重要になってきます。この冷却効率を高めるために制御素子ユニットと冷却機構との密着度を高める目的で使われる「押えばね」について、押え圧力の分布を最適化するとともに軽量化およびコンパクト化を進めた製品を量産しております。本製品について2024年度には22年度比で約5倍の伸びを見込んでおります。今後の設備投資については計画が確定次第、順次お知らせいたします。 (1)対象工場 : 精密ばね生産本部 厚木工場 (2)所在地 : 神奈川県愛甲郡愛川町中津4056 (3)竣工予定 : 2023年6月 以上