カネカ ベトナム医療機器新工場 完工

－ グローバルに拡大する需要増に対して生産能力を増強 －

株式会社カネカ（本社：東京都港区、社長：田中 稔）は、グループ会社のカネカメディカルベトナム（本社：ベトナム ビンズン省、社長：高橋 幸喜）において、医療用カテーテルの生産能力を3倍にした新工場を8月に完工しました。

当社は、心臓・末梢血管疾患および脳血管疾患の治療デバイスである血管内治療用カテーテルや、消化管がん*の治療に用いる消化器用医療機器、不整脈検査用の電極カテーテルなどの医療用カテーテルを、日本とベトナムで生産しています。今回、グローバルに拡大する旺盛な需要に応えるために、約10億円を投資し、生産能力を従来の約 3 倍に増強しました。

先進国を中心に高齢化が進行し、三大疾病（心疾患、脳疾患、がん）の患者数が増加しています。医療用カテーテルを用いた手術は、患者への負担が少ない治療法（低侵襲な治療法）であることから、グローバルに市場規模が拡大しております。カネカメディカルベトナムは本年操業15周年を迎え、当社のカテーテル製造の中核工場としての機能をさらに強化していきます。
当社は医療機器および医薬品分野での事業展開をさらに飛躍させ、患者の Quality of Life の向上および健康寿命の延伸に貢献してまいります。

以　上