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トナミホールディングス/営業収益は前年比7・2%増、経常利益は前年比1・4%減(2023年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

2023年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

            営業収益  営業利益  経常利益  当期純利益

2023年3月期第1四半期 34,942 7.2  1,727 △7.5  2,008 △1.4  1,481 △0.8
2022年3月期第1四半期 32,586 3.2  1,866 84.6   2,036 74.6  1,493 513.9
(注) 包括利益 2023年3月期第1四半期 2,032百万円( 71.6%) 2022年3月期第1四半期 1,184百万円( 9.8%)

(略)

1.当四半期決算に関する定性的情報
文中の将来に関する事項は、当第1四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績に関する説明
当四半期連結累計期間(2022年4月1日~2022年6月30日、以下「当第1四半期」という)における日本経済は、社会経済活動の正常化が進む中で、景気の持ち直しが期待されましたが、ウクライナ情勢の長期化や急激な円安等により、原油・原材料価格の高騰に加え、半導体不足にともなう自動車産業の生産調整が続くなど、依然として厳しい状況で推移しました。
物流業界におきましては、2021年度の国内貨物輸送量が5年ぶりにプラスに転換したものの、本年度については鉱工業生産の足踏み等により、再びマイナスに転じる見通しとなっています。また、軽油価格の高騰が長引いており、トラック運送事業者の経営に深刻な影響を及ぼしている他、2024年問題(ドライバーの年間残業時間上限規制)にむけた準備・対応が急務となっており、労働時間の短縮をはじめ、労働環境の改善にともなう人件費や必要コストの増大が見込まれるなど、厳しい経営環境が続いております。
このような環境の中、当社グループは、「第22次中期経営計画(2021年4月1日~2024年3月31日):コーポレート・スローガン「TONAMI NEW PLAN 2023」」の2年目の取組みを進めております。新しい経営ステージを目指し、過去最高の業績目標に加え、DX(デジタルトランスフォーメーション)を活用した物流システムの展開やM&A、設備投資の積極展開などを図り、社会の持続的な発展にも寄与できるよう邁進しております。
物流関連事業においては、中長期的な成長を継続するための経営基盤の強化にむけ、「通信型の集配デジタルタコグラフの導入」による安全性向上及び業務の可視化・効率化による生産性向上と、「web受領票照会サービス」や「異常時におけるお客様との早期共有システム」など、お客様のニーズに応える物流サービスの強化に取り組んでおります。また、当社グループの物流品質が「トップ・クオリティ」として評価いただけるように、多様化するお客様のニーズに沿う総合的なロジスティクスサービスの一層の充実を図るなど、新規顧客拡販・既存顧客深耕による事業収益の拡大と、3PL(サードパーティロジスティクス)をはじめとする事業の拡大に努めてまいりました。
その結果、当社グループの当第1四半期における経営成績は、営業収益において34,942百万円と、前年同四半期に比べ2,355百万円(7.2%)の増収となりました。
利益面におきましては、業務効率化による生産性の向上と外注業務の内製化等のコストコントロールの強化に努めてきましたが、燃料価格高騰の影響等により、営業利益は1,727百万円と、前年同四半期に比べ139百万円(7.5%)の減益となりました。
経常利益は2,008百万円と、前年同四半期に比べ28百万円(1.4%)の減益となりました。
また、親会社株主に帰属する四半期純利益は、1,481百万円を計上し、前年同四半期に比べ11百万円(0.8%)の減益となりました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
なお、以下におけるセグメント利益は営業利益ベースの数値であります。

①物流関連事業
当第1四半期における物流関連事業は、貨物輸送量の増加などにより営業収益は32,975百万円と、前年同四
期に比べ2,031百万円(6.6%)の増収となりました。
セグメント利益は、1,518百万円を計上し、前年同四半期に比べ258百万円(14.6%)の減益となりました。

②情報処理事業
情報処理事業における営業収益は843百万円で、前年同四半期に比べ174百万円(26.0%)の増収となりま
た。
セグメント利益は152百万円を計上し、前年同四半期に比べ69百万円(83.2%)の増益となりました。

③販売事業
物品販売ならびに委託売買業、損害保険代理業などの販売事業における営業収益は557百万円と、前年同四半期に比べ72百万円(15.0%)の増収となりました。
セグメント利益では6百万円の損失を計上し、前年同四半期に比べ10百万円の改善となりました。
その他では、自動車修理業、その他事業などで営業収益564百万円を計上し、前年同四半期に比べ77百万円(15.8%)の増収となりました。
セグメント利益は91百万円を計上し、前年同四半期に比べ10百万円(12.7%)の増益となりました。

(略)

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