カンダホールディングス/営業収益は前年比11・4%増、経常利益は前年比1・5%減(2023年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)) 決算短信 2023.06.17 2023年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)単位・百万円 営業収益 営業利益 経常利益 当期純利益 2023年3月期第1四半期 12,844 11.4 709 △6.2 774 △1.5 420 △4.12022年3月期第1四半期 11,530 6.5 756 44.9 785 29.7 438 19.9(注)包括利益 2023年3月期第1四半期 406百万円 (△6.7%) 2022年3月期第1四半期 435百万円 (△35.5%) (略) 1.当四半期決算に関する定性的情報(1)経営成績に関する説明 当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルスにおける、国内の新規感染者数の推移は落ち着きを見せ、行動制限が緩和されるなど経済活動の正常化に向けた動きが見られたものの、ウクライナ情勢の緊迫化に伴うエネルギーや原材料価格の上昇に拍車がかかり、海外のサプライチェーンに混乱が生じていること等により、予断を許さない状況が続きました。 このような経済環境の中、物流業界におきましては、国内外における貨物量は回復傾向にあるものの、原油価格の高騰による燃料価格の負担がさらに増加するなど依然として厳しい環境にあります。 当社グループにおきましては、国内部門では、食品・衛生用品・日用雑貨等の貨物量が引続き堅調に推移していることから営業収益は増収となっているものの、燃料価格をはじめとする各種コストの増加等により、利益面におきましては前年を下回っております。一方、国際部門では、世界各地の経済活動制限により減少した国際輸送需要が増加に転じる中で、航空便の減便、コンテナ不足、港湾混雑等による航空・海上貨物輸送スペースの供給不足といった要因による特需的な需給の逼迫とそれに伴う運賃高騰の状態は継続しております。 このような状況の下、新たに策定した中期経営計画(2022年4月から2025年3月)に基づき、営業力の強化による収益性の向上を図るとともに、燃料価格の上昇に伴う適正運賃の確保や更なる効率化等、利益の向上に向けた取り組みをスピードを持って進めてまいります。 以上の結果、当第1四半期連結累計期間の営業収益は12,844百万円(前年同四半期比11.4%増)となり、営業利益は709百万円(前年同四半期比6.2%減)、経常利益は774百万円(前年同四半期比1.5%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は420百万円(前年同四半期比4.1%減)となりました。 (略)