ヤマト運輸/日野自動車の量産型国産小型商用BEVトラック500台を導入 グリーン物流(環境) 2023.06.17 国内初、量産型国産小型商用BEVトラック500台を導入― 環境負荷軽減と集配業務における効率化を実現 ― ヤマト運輸株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:長尾裕)は、日野自動車株式会社(本社:東京都日野市、代表取締役社長:小木曽聡、以下「日野自動車」)が開発した超低床・ウォークスルーの国産小型商用BEVトラック「日野デュトロ Z EV」を、2022年8月10日(水)から首都圏を中心に順次500台導入します。量産型の国産小型商用BEVトラックの導入は国内で初めてとなります。 記 1.背景および目的ヤマトグループは、2050年温室効果ガス排出実質ゼロおよび2030年温室効果ガス排出量48%削減(2020年度比)の実現に向けて各取り組みを進めており、その主要施策の一つとして、2030年までにEV20,000台の導入目標を掲げています。7月27日にはCJPT社と共同で、電動車普及に向けてカートリッジ式バッテリーの規格化・実用化の検討開始を発表するなど、カーボンニュートラル社会実現のために積極的な取り組みを進めています。このたび、2021年11月から日野自動車と共同で、超低床・ウォークスルーの小型商用BEVトラック「日野デュトロZ EV」を用いた集配業務の実証実験で、温室効果ガス排出量の削減効果や、集配業務における効率性・実用性について検証し、効果を確認できました。検証結果を踏まえ、小型商用BEVトラックを今後順次導入します。 2.概要 (1)導入台数 500台(2)導入開始時期 2022年8月10日(水)から順次導入開始(3)導入エリア 全国(首都圏である関東・中部・関西エリア中心) 3.今後についてカーボンニュートラル社会の実現に向け、引き続きEVを含む次世代モビリティの開発や、EV運用オペレーションの最適化に向けた各取り組みを進めるとともに、エネルギーマネジメントシステムの開発も積極的に進め、サステナブル経営を強化していきます。 以上 <参考>日野自動車、小型BEVトラック「日野デュトロ Z EV」を新発売(2022年6月28日)https://www.hino.co.jp/corp/news/2022/20220628-003275.htmlヤマト運輸と日野、超低床・ウォークスルーの小型BEVトラックの実証実験を開始(2021年11月22日)https://www.yamato-hd.co.jp/news/2021/newsrelease_20211122_1.html ヤマト運輸とCJPT、カートリッジ式バッテリー規格化・実用化に向けた検討開始(2022年7月27日)https://www.yamato-hd.co.jp/news/2022/newsrelease_20220727_1.html2050年温室効果ガス排出実質ゼロに向け2030年の削減目標を具体化(2022年5月10日)https://www.yamato-hd.co.jp/news/2022/newsrelease_20220510_1.htmlヤマトグループ サステナブル中期計画2023【環境・社会】を策定(2021年01月29日)https://www.yamato-hd.co.jp/news/2020/2021012903.html