中央魚類/経常利益は前年比89・9%増(2023年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)) 決算短信 2023.06.17 2023年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)単位・百万円 売上高 営業利益 経常利益 当期純利益 2023年3月期第1四半期 32,655 17.5 708 76.2 923 89.9 626 151.02022年3月期第1四半期 27,782 △31.1 402 103.6 486 60.8 249 6.2(注)包括利益 2023年3月期第1四半期 837百万円 (150.2%) 2022年3月期第1四半期 334百万円 (△29.3%) (略) 1.当四半期決算に関する定性的情報(1)経営成績に関する説明 当第1四半期連結累計期間における我が国の経済は、高齢者を中心に3回目のワクチン接種が進んだこと、重症化リスクの少ない変異型に置き換わったこと等により、新規感染者数の減少による行動制限の緩和、経済優先の政策による外食や宿泊需要等のサービス分野での個人消費の持ち直しがみられるようになりました。その一方で中国のゼロコロナ政策による消費や生産の停滞、ウクライナ侵攻の長期化によるエネルギー、食糧価格の高騰は世界各国で記録的な物価上昇の要因となっています。また米国の金融政策による円安ドル高は我が国における輸入コスト増を引き起こしており景気の下振れ要因となっています。 こうした状況下、当社グループの中核事業である水産物卸売事業においては、量販店向け、海外市場向けの販売数量は減少するも単価高の影響により売上高、売上総利益ともに順調に推移しました。冷蔵倉庫事業は入出庫量の増加により売上高は順調に推移しましたが、電力料、荷役作業費等の増加により営業費は増加しました。 その結果、当社グループの売上高は32,655百万円(前年同期比17.5%増)となり、営業利益は708百万円(前年同期比76.2%増)、経常利益923百万円(前年同期比89.9%増)となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は、626百万円(前年同期比151.0%増)となりました。セグメントの業績は以下の通りであります。 セグメントの業績は以下の通りであります。(水産物卸売事業) 当第1四半期連結累計期間においては、販売数量は減少するも商品単価高の影響により、売上高30,638百万円(前年同期比18.9%増)、セグメント利益は453百万円(前年同期比515.9%増)となりました。(冷蔵倉庫事業) 当第1四半期連結累計期間においては、冷凍食品等の市販用商材を扱う物流センターが好調で推移した結果、売上高は1,666百万円(前年同期比5.8%減)、セグメント利益は123百万円(前年同期比35.9%減)となりました。(不動産賃貸事業) 当第1四半期連結累計期間においては、物件売却による賃貸収入減となり、売上高は193百万円(前年同期比48.6%増)、セグメント利益は126百万円(前年同期比7.5%増)となりました。(荷役事業) 当第1四半期連結累計期間においては、顧客への配送業務が増加したことにより、売上高は156百万円(前年同期比36.9%増)、セグメント利益は4百万円(前年同期比75.6%減)となりました。 (略)