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国土交通省/我が国は国際航空分野における2050年カーボンニュートラルを 目指すことを宣言

物流全般 2023.06.17

国際民間航空機関における脱炭素化の長期目標に係る ハイレベル会合の結果概要について
~我が国は、国際航空分野における2050年カーボンニュートラルを 目指すことを宣言しました~

令和4年7月28日

令和4年7月19日から22日の日程で、国際民間航空機関(ICAO)[1]において、国際航空分野における脱炭素化の長期目標を議論するハイレベル会合が開催されました。
我が国は、この会合で、日本の国際航空分野において2050年までにカーボンニュートラルを達成することを宣言しました。
今後、本年秋に開催のICAO総会で、国際的な長期目標が採択される予定です。

1.背景
国際民間航空機関(ICAO)は、国際航空からのCO2排出削減のシナリオや実施のための手法等について調査を行い、本年3月に報告書を作成しました[2]。この報告書を踏まえ、本年秋の総会で脱炭素に関する長期目標を採択するため、各締約国のハイレベル担当者により、目標レベルや達成期間に関する議論を行う会合が開催されました。

2.会議日程等
日程:令和4年7月19日(火)~22日(金)
場所:ICAO本部(カナダ・モントリオール)
日本代表:五十嵐徹人(国土交通省航空局航空ネットワーク部長)

3.結果概要
冒頭、各国代表からステートメントが述べられ、我が国からは、政府として初めて公式に国際航空分野における2050年カーボンニュートラルを目指す旨を宣言しました。
会合では、パリ協定の温度目標を踏まえた2050年のカーボンニュートラルを目指すことや、実施のための方法やサポートのあり方など、多岐にわたる論点について議論が行われました。今回の議論を踏まえ、今秋開催予定のICAO総会で長期目標の採択を目指すこととなります。


[1]  ICAO(International Civil Aviation Organization)は、シカゴ条約により設立された航空分野に関する国連の専門機関。航空安全等に関する国際標準を策定している。加盟国数は193ヶ国。
[2]  報告書の策定に際して、日本の国土交通省職員(吉村源航空局航空機技術基準企画室長)が議長としてとりまとめを実施。

添付資料

報道発表資料(PDF形式:272KBKB)PDF形式

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