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トランコム/売上高は前年比4・9%増、経常利益は前年比9・5%減(2023年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) )

決算短信 2023.06.17

2023年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

           売上高    営業利益   経常利益 当期純利益

2023年3月期第1四半期 41,556 4.9  1,882 △13.0  1,993 △9.5  1,310 △9.8
2022年3月期第1四半期 39,605 10.2  2,164 37.7   2,201 43.1  1,453 60.6
(注)包括利益 2023年3月期第1四半期 1,866百万円 (8.6%) 2022年3月期第1四半期 1,718百万円 (114.1%)

(略)

1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第1四半期連結累計期間における当社グループを取り巻く環境は、新型コロナウイルス感染症拡大による経済活動への影響に加え、燃料価格の高騰など引き続き不透明な状況が続いております。
当社グループは、2021年4月より新たな中期経営計画「TRANCOM VISION 2025」をスタートし、中長期ビジョン「”はこぶ”を創造する」を掲げました。2年目となる当期においては、「はこぶ」仕組みづくりに向けて、「人財」「事業」「DX・ICT」を成長の柱に据え、事業展開のスピードアップを図っております。具体的な取り組みとして、戦略的な拠点として開設した埼玉県蓮田市の物流センターを中心に、関東エリアにおける生活用品、菓子のプラットフォーム構想を進めており、新たな輸配送ネットワークの構築、カテゴリー集約による物流効率化、事業部間連携による「はこぶ」基盤構築に取り組んでおります。
また、他社との協業においては、アクセンチュア株式会社とは当社グループにおける新たなDXソリューションの構築、CBcloud株式会社とは幹線からラストマイルまで一貫した物流ソリューションの提供に向けた取り組みを進めております。
社内組織においては、2022年7月1日付で新たな業界の物流領域獲得、新たな事業の創出、物流DX推進を目的に、「事業戦略本部」を新設し、事業戦略の実行を加速し、サービスの差別化や持続的な競争力の強化にトランコムグループ一丸となって取り組んでまいります。
また、SDGs(持続可能な開発目標)への取り組みやESG(環境・社会・ガバナンス)活動は社会的使命と認識しています。創業以降、共同配送サービスや求貨求車サービスなど事業活動を通じて環境にやさしい物流サービスを提供してきました。この度、事業活動におけるCO2排出量及びCO2削減量を可視化し、開示いたしました。また行政機関と連携した菓子物流における標準パレット化の促進など、様々な社会課題の解決に取り組み、引き続き持続可能な物流の実現に取り組んでまいります。

(略)

ロジスティクスマネジメント事業については、売上高は、新たな物流領域の獲得など新規拠点における増収要因がありましたが、既存業務の一部業務縮小・撤退の影響等により減収となりました。営業利益は、2022年8月に稼働する新規業務の初期費用の計上等により、減益となりました。
物流情報サービス事業については、貨物情報数は前年同期比14.2%増加、空車情報数は同11.2%減少、成約件数は同4.8%増加となり、国内輸送需要の持ち直しがありましたが燃料価格の高騰などの影響を受け増収減益となりました。
インダストリアルサポート事業については、既存拠点の撤退による減収影響はありましたが、業務効率化等により、減収増益となりました。
その他に区分される海外拠点においては、2022年1月~3月の業績が連結されております。海外においては、中国事業における物流センター運営と輸送業務の新規稼働、ASEAN地区での成長強化として2022年1月にシンガポールにて物流事業を行うStarlink Resources Pte.Ltd.及びH&S Co Pte. Ltd.の連結化により増収増益となりました。

(略)

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