物流ニュース

大型LNGトラック実証試験にて走行開始のお知らせ
～次世代燃料トラックの普及に向けて～

当社のグループ会社であるキユーソーティス株式会社（代表取締役社長：山田啓史 以下、キユーソーティス）は、2022年７月４日、LNG（液化天然ガス）を燃料とする、いすゞ自動車株式会社製の大型トラック（以下、大型LNGトラック）の実証試験において、走行を開始いたしました。
本試験は、大型LNGトラックの普及をめざし、三菱商事株式会社とエア・ウォーター株式会社により共同実施されております。環境省事業「令和３年度 CO２排出削減対策強化誘導型技術開発・実証事業*」において、「小規模分散型LNG充填所ネットワーク構築による大型トラック物流の低炭素化手法の実証事業」として採択されました。北海道の石狩、苫小牧の２地点にLNGの充填所を設置し、大型LNGトラックの公道走行試験をおこない、CO２排出量や燃費性能等のデータを計測いたします。
この度キユーソーティスは、協力運送事業者として、走行を開始いたしました。
大型LNGトラックは、電気自動車や燃料電池車では達成が難しい1,000km以上の長距離輸送が可能であり、従来のディーゼルトラックと比べ、約10％以上のCO２排出量削減が期待される、次世代燃料トラックです。
今後も、キユーソーグループは持続可能な物流をめざし、社会・環境への取り組みを進めてまいります。
*同事業は令和４年度より「地域共創・セクター横断型カーボンニュートラル技術開発・実証事業」に名称変更