物流ニュース

取締役会の実効性に関する評価結果の概要について

当社は、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を目的として、2021 年度における取締役会の実効性に関する評価を実施いたしましたので、その結果の概要を下記のとおりお知らせいたします。

記

１．評価の方法
社外役員を含む全ての取締役及び監査役に対し、取締役会の実効性に関する評価の主旨を説明の上、匿名性と透明性を確保するため、外部機関によるＷｅｂアンケートでの調査、回収、集計、分析を行いました。なお、質問につきましては、以下の項目に関して評点及びフリーコメントによる方法で実施いたしました。

【主な質問項目】
◆取締役会の構成に関する質問
◆取締役会の運営に関する質問
◆取締役会の議論に関する質問
◆取締役会のモニタリング機能に関する質問
◆社内外取締役のパフォーマンスに関する質問
◆取締役・監査役に対する支援体制に関する質問
◆トレーニングに関する質問
◆株主との対話に関する質問
◆委員会の運営に関する質問

２．評価結果の概要
分析の結果、取締役会の構成や運営体制、株主との対話状況のフィードバック等について改善が見られるとともに、質問項目全般にわたって概ね適切であることが確認され、取締役会の実効性は確保されているとの評価結果となりました。
一方で、中長期的な経営戦略やビジョン、その過程で生じるリスクに対する危機管理体制等の議論、積極的なＤＸの導入による業務生産性革新と価値創出に関する議論、任意の常任委員会の活用による高度なガバナンス運営体制などに課題があることを認識いたしました。

３．実効性向上に向けた今後の取り組み
当社取締役会は、今回の評価結果と取り組むべき課題を踏まえ、取締役会での議論を更に充実させることにより実効性確保に努めるとともに、今後も継続して取締役会の実効性評価を実施し、更なる企業価値の向上を目指してまいります。