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川崎汽船/再生可能エネルギーを利用した「横浜港大黒 C-4 ターミナル」を運営開始

グリーン物流(環境) 2023.06.17

再生可能エネルギーを利用した「横浜港大黒 C-4 ターミナル」の運営開始について

川崎汽船株式会社(以下、「当社」)および株式会社ダイトーコーポレーション(以下、「ダイトーコーポレーション」)は、2022 年 4 月より川崎汽船グループとして国内初となる完成車ターミナル「横浜港大黒 C-4 ターミナル」の運営を開始しました。4 月 5 日に自動車専用船”IVORYARROW” (アイボリー・アロー)が当社運航船として初めて寄港、4 月 15 日にターミナル運営者での安全祈願式および多数の関係各所のご臨席のもと開所式を執り行いました。
同ターミナルは、完成車(新車・中古車)の輸出や積み替え基地としてだけでなく、ターミナル内の大型屋根付き作業施設を活用することで、ブレークバルク貨物など多種多様な貨物の取り扱いが可能であり、さまざまなニーズに対応いたします。
また、同ターミナルで使用する電力は、再生可能エネルギー由来の実質 CO2 排出ゼロの電力を使用します。具体的には株式会社 UPDATER の再生可能エネルギー事業「みんな電力」のブロックチェーン技術を活用した電源特定サービス(電力調達先の発電所を指定して電力供給を受けるサービス)を利用し、風力で作られた再生可能エネルギー100%の電力を調達します。
当社は、昨年 11 月に環境に関わる長期指針「”K”LINE 環境ビジョン 2050」(注 1)の一部を見直し、新たな 2050 年目標として「GHG(温室効果ガス)排出ネットゼロに挑戦する」ことを定めました。事業活動を通じて環境保全を図りつつ、経済・社会の持続的な発展に貢献し、企業価値の向上に努めてまいります。
(注 1)『”K”LINE 環境ビジョン 2050』
https://www.kline.co.jp/ja/csr/environment/management.html#002

<ターミナル概要>
名称 横浜港大黒 C-4 ターミナル
所在地 神奈川県横浜市鶴見区大黒ふ頭 22 番及び 24 番
事業内容 完成車ターミナル事業
岸壁全長 350m(1 バース)
水深 15m
敷地面積 約 153,500 m2(バース部分含む)
蔵置可能台数 約 8,000 台

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