三菱ふそうトラック・バス/タンザニアにおける新たな販売代理店Capstone社とFUSO車両の 販売代理店契約を締結 物流全般 2023.06.17 タンザニアにおける新たな販売代理店Capstone社とFUSO車両の 販売代理店契約を締結 •フランス大手の商社CFAOグループ傘下のCapstone社とFUSO車両を販売•成長市場における幅広い顧客ニーズに対応するため、製品ラインアップを拡充•中型トラック「FI」を現地のお客様へ納車 三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO:カール・デッペン、以下MFTBC)は、タンザニアにおけるFUSO車両の新たな販売代理店として、フランスの大手商社CFAOグループ傘下の自動車販売代理店であるCapstone Corporation Ltd.(以下Capstone社)と販売店契約を締結したことをお知らせします。2022年3月30日には、同国最大の都市ダルエスサラーム市内にて記念イベントを開催しました。 CFAOは、アフリカを中心に、自動車の輸入から組み立て、販売、リースまで幅広く事業を展開し、様々なモビリティニーズをサポートしています。現在、アフリカ大陸で最大規模の自動車販売ネットワークを統括しています。CFAOはケニア、ナイジェリア、ガボン、ガーナ、マダガスカル、モーリシャスなどでの販売事業を通じて、FUSO製品に関するカスタマーサービスのノウハウと実績を有しています。タンザニアでは、グループ企業のCapstone社を通じて、ダルエスサラームと、製造業が盛んな内陸部のアルーシャの2拠点でFUSO車両の販売を開始します。 FUSOは今回の提携に伴い、タンザニアのお客様向けのラインアップを拡充し、総重量4.4トンの小型トラック「キャンター」から連結車両総重量49トンの大型トラック「TV」まで、より幅広い車両を提供します。同国向けのすべてのトラックは、MFTBCのパートナー企業であるダイムラー・インディア・コマーシャル・ビークルズ(DICV)社のインド・オラガダム工場およびMFTBCの川崎製作所から完成車として輸出されます。MFTBCとCapstone社は、製品ラインアップの拡充により、農業、エネルギー、日用品などのビジネスへの対応を目指します。特に農業や食品加工は地元経済への貢献度が高く、3月末のイベントでは、Capstone社を通じた初めての納車式も行い、中型「FI」トラックを現地の食品・飲料メーカーのバクレザ・グループに引き渡しました。 タンザニアの経済はこの20年間で着実に発展しており、新型コロナウイルスの流行による減速の後、回復に向かうと予測されています。また、政府によるインフラ支出も、さらなるモビリティ・ソリューションの需要を支えるものと期待されています。MFTBCは、Capstone社との新たな業務提携により、成長が続く同国でのFUSOブランドの販売強化を目指します。 三菱ふそうトラック・バス株式会社について 三菱ふそうトラック・バス株式会社(MFTBC)は、ダイムラートラック社が89.29%、三菱グループ各社が10.71%の株式を保有し、川崎市に本社を置く商用車メーカーです。90年の長い歴史を持つFUSOブランドの、小型、中型、大型トラックやバス、産業用エンジンを含む製品を世界170以上の市場向けに開発・製造・販売しています。2017年、初の量産型電気小型トラック「eCanter」を市場に導入し、2019年には、日本の商用車市場のベンチマークとなる、SAEレベル2相当の高度運転支援技術を搭載した大型トラック「Super Great」を商用車メーカーとして初めて日本に導入しました。MFTBCは、ダイムラー・インディア・コマーシャル・ビークルズ社(DICV)とともにダイムラー・トラック・アジアの一員として、製品開発、部品調達、生産などの分野で協力し、お客様に最高の価値を提供しています。 FUSOブランドについて 「FUSO」はダイムラートラックのブランドの一つです。世界170 以上の市場において小型、中型、大型のトラックやバスといった幅広い商用車 や、産業エンジン、コネクティビティソリューションを展開しています。日本の商用車業界における象徴的ブランドであり、85年以上にわたって、日本ならではの 品質や熟練技術によって、効率性や安全性、快適 性を追求した商品を提供してきました。特に小型トラックセグメントの商品ラインアップで評価されており、小型トラック「キャンター」は世界中の様々な市場でトップシェアを獲得しています。2017 年には日本初の量産型電気小型トラック「eCanter」を発売し、FUSOはeモビリティにおけるパイオニアとしての地位を確立しました。 FUSOのブランドスローガンである「Future Together」は、私たちがお客様に対し安全かつサステナブルな輸送ビジネスを共に未来へ繋いでいくことを約束する意思が込められています。 Daimler Truck Asiaについて ダイムラートラック社傘下のダイムラー・トラック・アジア(DTA)は、90年以上の歴史を持つ日本の商用車業界の象徴である三菱ふそうトラック・バス株式会社(MFTBC)と、インド市場で新進気鋭の商用車メーカーであるダイムラー・インディア・コマーシャル・ビークルズ社(DICV)を共同で運営する組織体です。DTAは、製品開発、生産、輸出、調達、開発を組織として共同で行う戦略的なビジネスモデルを採用することで、革新的で最先端かつ価値の高い製品をお客様に提供しています。DTAは「人と地球に、より良い生活と環境を実現するモビリティ・ソリューションを提供します」をビジョンとし、全世界のダイムラートラックグループの目的である 「For all who keep the world moving/世界を動かす、すべての人のために 」を柱として活動しています。