国土交通省/民間事業者の物流手続を効率化するため 「Cyber Port」と「NACCS」のシステム間直接連携に取り組む 物流システム 2023.06.17 民間事業者の物流手続を効率化するため 「Cyber Port」と「NACCS」のシステム間直接連携に取り組みます 令和4年4月15日 国土交通省港湾局と輸出入・港湾関連情報処理センター株式会社は、民間事業者間の物流手続を電子化する「サイバーポート( 港湾物流)」(Cyber Port)と、行政手続等をオンラインで処理する「輸出入・港湾関連情報処理システム」(NACCS)とのシステム間直接連携について、2023年3月からの連携機能の運用開始を目指し、実装を進めてまいります。 1. 「Cyber Port」と「NACCS」との連携機能の概要 Cyber Port とNACCS 間で直接データ連携ができる機能を実装することで、例えば物流手続と税関手続のワンストップ化が可能となるなど、双方のシステムの利用者の利便性向上が図られます。連携機能の具体的な内容は以下のとおりです。(注) NACCS への手続・照会は、NACCS 利用規程に従い、輸出入・港湾関連情報処理センター(株) により課金されます。 [1] Cyber Port で作成した帳票データを活用し、Cyber Port 上でNACCS の手続が行えるようになります。 ・Cyber Port 上で作成した帳票データを活用し、NACCS の各種業務コードへのデータ変換機能により、NACCS の手続に要する入力作業を大幅に軽減 することができます。 [2] NACCS の照会業務をCyber Port 上でも実施可能となります。 ・Cyber Port 上でNACCS の照会業務を行うことができ、その結果確認できた通関手続の状況や貨物の搬入状況等について、Cyber Portの帳票に反映できるなど物流手続の後続業務を効率的に実施できます。 2. 「Cyber Port」と「NACCS」との連携機能の詳細 連携を想定するNACCS の業務コードについては、別紙を参照ください。 3. その他 連携機能の運用開始時期は2023年3月を目指しておりますが、世界的な半導体不足の影響等により運用開始時期が遅れる可能性があります。 Cyber Port・CONPAS ポータルサイト: https://www.cyber-port.net輸出入・港湾関連情報処理センター株式会社: https://www.naccs.jp 添付資料 報道発表資料(PDF形式)