商船三井/東邦ガス、北陸電力との3社で台湾における洋上風力発電事業への出資参画 グリーン物流(環境) 2023.06.17 台湾における洋上風力発電事業への出資参画について 株式会社商船三井(社長:橋本剛、以下「商船三井」)、東邦ガス株式会社(社長:増田信之、以下「東邦ガス」)および北陸電力株式会社(社長:松田光司、以下「北陸電力」)の 3社は、台湾における洋上風力発電事業に参画するため、豪金融グループのマッコーリー社との間で、同社が保有する Formosa I International Investment Co., Ltd.(フォルモサワン・インターナショナルインベストメント。以下、「対象会社」)の株式 25.0%を取得することで合意しました(参考①)。なお、3 社が海外で洋上風力発電事業に参画するのは、今回が初めてとなります。対象会社は、100%出資する Formosa I Wind Power Co., Ltd.(フォルモサワン・ウィンドパワー。以下、「FWPC」)を通じ、台湾苗栗県の沖合で発電容量 12.8 万 kW の洋上風力発電所(以下、「フォルモサ 1」)の運営を行っています(参考②)。フォルモサ 1 は台湾における初の商用規模の洋上風力発電所であり、固定価格買取制度(FIT)に基づく台灣電力股份有限公司への 20 年間にわたる売電を、フェーズ 1(0.8 万 kW)では 2017 年 4 月に、フェーズ 2(12.0 万 kW)では 2019 年 12 月に開始しています。本株式取得は、台湾において 3 社が共同で設立する特別目的会社を介して行い、同特別目的会社の持分は商船三井および東邦ガスがそれぞれ 37.5%、北陸電力が 25.0%を予定しています。3 社は同特別目的会社の設立申請手続きを既に開始しており、台湾当局からの承認取得、その他の諸手続きを経て本取引の完了となります。3 社は、フォルモサ 1 への参画により洋上風力発電分野における知見を獲得し、再生可能エネルギー事業のさらなる拡大に取り組むことで、脱炭素社会の実現に貢献してまいります。 【各社の概要】■商船三井設立 1884 年 5 月本社所在地 東京都港区虎ノ門 2 丁目 1 番 1 号代表者 代表取締役社長 橋本 剛事業内容 海運業など ■東邦ガス設立 1922 年 6 月本社所在地 愛知県名古屋市熱田区桜田町 19 番 18 号代表者 代表取締役社長 増田 信之事業内容 ガス事業、電気事業など ■北陸電力設立 1951 年 5 月本社所在地 富山県富山市牛島町 15 番 1 号代表者 代表取締役社長 社長執行役員 松田 光司事業内容 電気事業など