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日本郵船/「CDP2021 サプライヤー・エンゲージメント・リーダー」に選定

グリーン物流(環境) 2023.06.17

「CDP2021 サプライヤー・エンゲージメント・リーダー」に選定

当社は、国際環境非営利団体CDP(注1)による「サプライヤー・エンゲージメント評価」(Supplier Engagement Rating Introduction、以下SER)において、最高評価である「CDP2021 サプライヤー・エンゲージメント・リーダー」に選出されました。

当社はCDPの気候変動に関する調査(CDP気候変動質問書)への回答に基づき、昨年12月8日に気候変動対応における最高評価である「気候変動Aリスト」に二年連続で選定されており、今回はこれに続く最高評価となります。

SERは、企業が気候変動課題に対してどのようにサプライヤーと協働しているかを評価するもので、CDP気候変動質問書の「ガバナンス、目標、スコープ3排出量算定、サプライヤー・エンゲージメント」の4つの分野への回答、およびCDP気候変動質問書全体のスコアに基づき評価されるものです。(注2)

2021年度は評価対象となった全世界約6,200社のうち、上位8%にあたる約500社(うち日本企業は105社)が最高評価となる「サプライヤー・エンゲージメント・リーダー」に選定されました。(注3)

当社はお客さまを含む様々なステークホルダーの皆さまの協力を得て各種燃料節約・温室効果ガス(以下GHG)削減活動、船舶燃料のLNG化の推進、水素やアンモニアをはじめとするゼロエミッション燃料の実用化に向けた研究や実証事業に積極的に取り組んでおり、今回の「サプライヤー・エンゲージメント・リーダー」への選定は、このような取り組みが評価されたと認識しています。

当社グループは、ESGの経営戦略への統合を更に加速させることを掲げた「NYKグループ ESGストーリー」(※)を2021年2月3日に発表し、SDGs(持続可能な開発目標)の達成に貢献する活動を進めています。当社グループは今後も気候変動対応における世界の先進企業として、さらにステークホルダーの皆さまとの取り組みを加速させ、「Sustainable Solution Provider」として世界のサプライチェーン全体での脱炭素化をリードしてまいります。

(注1) CDP
企業や自治体を対象とした世界的な環境情報開示プラットフォームを運営する国際環境非営利団体。2000年に英国で設立され、110兆米ドルを超える資産を保有する約590の投資家と協働し、企業や自治地へ環境情報開示、GHG排出削減、水資源や森林保護の働きかけを行ってきた。2021年度は世界の時価総額の64%強に相当する約13,000社 (2020年度は約9,600社)と約1,100の自治体を含む世界の約14,000の組織がCDPを通じて環境情報開示を行っており、環境に関する世界最大級の情報開示プラットフォームの一つとなっている。

(注2) SERの概要は、CDPによるSERイントロダクションをご覧ください。

(注3) 「CDP2021 サプライヤー・エンゲージメント・リーダー」に選定された企業の一覧は、以下のURLよりご覧ください。
https://bit.ly/SupplierEngagement2021 (英語)

(※)NYKグループESGストーリー
当社グループにおいて、ESGを経営戦略に統合するための考え方と具体的な取り組みを明示する指針。

参考

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