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内外トランスライン/経常利益は前年比164・2%増(2021年12月期 決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

2021年12月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

       売上高   営業利益   経常利益  当期純利益

2021年12月期 35,266 58.8  3,808 169.9   3,922 164.2  2,783 227.2
2020年12月期 22,209 △2.7  1,411 △7.7  1,484 △6.9   850 △22.1
(注)包括利益 2021年12月期 3,254百万円( 302.5%) 2020年12月期 808百万円( △19.4%)

(略)

(1)当期の経営成績の概況
当連結会計年度の業績につきましては、2020年に引続き新型コロナウイルスの影響を大きく受けました。一部の港において、コロナウイルスによる労働者不足で港湾作業が停滞するなどしたため発生した国際物流の混乱が継続しており、海上コンテナ運賃につきましては、引続き高止まりの状況にあります。
このような状況の中、当社は船会社と交渉して全力で海上コンテナスペースの確保に努めてまいりましたところ、既存顧客のみならず新規顧客の需要にもお応えすることができ、数量、売上ともに前年を大きく上回る水準で推移いたしました。
この結果、当連結会計年度の売上高は35,266百万円(前連結会計年度比58.8%増)、営業利益は3,808百万円(同169.9%増)、経常利益は3,922百万円(同164.2%増)、また投資有価証券売却による特別利益49百万円を計上し、親会社株主に帰属する当期純利益は2,783百万円(同227.2%増)と前年比において増収増益となりました。

セグメントごとの業績は次のとおりであります。
① 日 本
日本における国際貨物輸送事業につきましては、混載貨物輸出を主力としております。当連結会計年度における売上高は、単体につきましては、海上コンテナスペースの確保に注力した結果、利益率の高い輸出混載貨物や、売単価の高い地域へのフルコンテナの取扱数量が増加し、増収増益となりました。
国内子会社におきましては、株式会社ユーシーアイエアフレイトジャパンは、海上コンテナスペースのひっ迫により航空輸送の案件を増やし新規取引を獲得したことで増収増益となりました。また、フライングフィッシュ株式会社は、食品輸入の取扱量が順調に推移する中、輸入運賃の高騰やフルコンテナによる食品輸出を増やしたことにより増収増益となりました。
この結果、日本セグメントにおける売上高は、24,792百万円と前年と比べ9,443百万円(61.5%)増加し、セグメント利益(営業利益)も2,566百万円と前年と比べ1,701百万円(196.7%)増加しました。

② 海 外
当社グループはアジア地域及び米国に連結子会社11社を有しております。これらの海外子会社では日本からの貨物の取扱が売上高の大半を占めておりますが、近年では日本発着以外のサービスも強化、推進しております。当連結会計年度におきましては、日本からの貨物が増加した一方、フォワーディング案件や航空貨物案件も順調に取込み、韓国をはじめとする倉庫業では安定した収益を確保し増収増益となりました。
この結果、海外セグメントにおける売上高は、10,474百万円と前年と比べ3,613百万円(52.7%)増加し、セグメント利益(営業利益)も1,244百万円と前年と比べ665百万円(114.8%)増加しました。

(略)

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