三井倉庫ホールディングス/経常利益は前年比35・1%増(2022年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)) 決算短信 2023.06.17 2022年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)単位・百万円 営業収益 営業利益 経常利益 当期純利益 2022年3月期第3四半期 216,769 16.0 18,137 34.4 18,227 35.1 10,309 30.12021年3月期第3四半期 186,877 1.0 13,494 30.0 13,488 37.9 7,925 46.6(注)包括利益2022年3月期第3四半期 13,612百万円 (5.6%) 2021年3月期第3四半期 12,893百万円 (96.5%) (略) (1)経営成績に関する説明 当第3四半期におけるわが国経済は、世界的な半導体不足の長期化や燃料費の高騰、新型コロナウイルス変異株の拡大による消費活動の停滞懸念が残るものの、経済社会活動は正常化に向かっており、鉱工業生産指数は持ち直しの動きを見せています。一方、物流を取り巻く環境については、輸出入は前年同期比で増加傾向にあるものの、サプライチェーンの世界的な混乱は収束を見通しにくい状況となっております。 こうした経済環境の中、当社グループの営業の状況といたしましては、輸出入の回復に伴うフォワーディング業務および港湾運送業務におけるコンテナ荷役の取扱量の増加に加え、サプライチェーンの混乱に伴う海上輸送から航空輸送へのシフトによる取扱増加や、顧客の生産維持のための部品調達等にかかる航空輸送および海外保管・運送業務の取扱増加等がございました。これらの結果、連結営業収益は前年同期比298億92百万円増の2,167億69百万円、連結営業利益は同46億42百万円増の181億37百万円、連結経常利益は同47億39百万円増の182億27百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同23億84百万円増の103億9百万円となりました。 セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。(イ)物流事業輸出入の回復に伴うフォワーディング業務および港湾運送業務におけるコンテナ荷役の取扱量の増加に加えて、海上コンテナ不足を含むサプライチェーンの混乱に伴う海上輸送から航空輸送へのシフトや航空運賃の高騰、顧客の生産維持のための部品調達等にかかる航空輸送および海外保管・運送業務の取扱増加があったほか、注力しているソリューション型物流業務の新規取扱開始や、ヘルスケア物流における新規業務の開始がございました。また、オリンピック・パラリンピック需要等を背景とした家電関連物流の取扱増加もあり、営業収益は前年同期比299億96百万円増の2,102億43百万円、営業利益は同50億10百万円増の163億81百万円となりました。 (ロ)不動産事業 営業収益は前年同期比72百万円減の70億87百万円、営業利益は同37百万円減の42億95百万円といずれもほぼ横いとなりました。 (略)