名鉄運輸/経常利益は前年比13・5%増(2022年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)) 決算短信 2023.06.17 2022年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)単位・百万円 売上高 営業利益 経常利益 当期純利益 2022年3月期第3四半期 87,354 4.0 3,310 13.8 3,421 13.5 2,178 △0.32021年3月期第3四半期 84,028 △5.9 2,908 △31.0 3,014 △30.6 2,185 △20.7(注) 包括利益 2022年3月期第3四半期 2,347 百万円 ( 5.1%) 2021年3月期第3四半期 2,234百万円 (△26.8%) (略) (1)経営成績に関する説明当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症に対するワクチン接種が進み、個人消費が伸びることによる景気の改善が期待されましたが、新たな変異株による急速な感染が世界的に広がり、回復の兆しを見せかけていた経済にも影響を与え、経営環境は依然として厳しい状況で推移いたしました。物流業界においては、貨物取扱量は回復傾向にはあるものの、半導体供給不足により自動車をはじめ工業製品の出荷量は減少し、幅広くサプライチェーンを巻き込んだ物量減少に直面しており、また食料品や家電製品など昨年特需があった商品の一部では反動減がみられ、コロナ禍以前の水準に戻るまでには至りませんでした。このような状況の中、当社グループは、本年度より「Connect、Support & Innovate」のスローガンのもと「名鉄運輸グループ中期経営計画2023」をスタートさせ、当社の主力である特積事業と区域、倉庫事業などとの融合やDX化を推進するほか、ESG/SDGsを重視した経営により社会的責任を果たし、持続的な成長へ繋げるよう努めております。 (略)また、物流というライフラインを守り、コロナ禍においても物流を止めることのないよう感染予防対策を講じ、お客様、従業員及びその家族のほか、当社に関係される全ての皆様の健康と安全を第一に、お客様からの輸送需要に応えてまいりました。当社では、2021年4月に野田支店のホーム延長、8月に春日部流通センターの開業など、業務の効率化や働きやすい職場環境づくりを図りました。9月には小牧支店の移転先にあたる物流拠点地「名鉄トラックターミナル中部」において地鎮祭を行い、2023年春のオープンに向けて移転計画が動き始めております。以上の結果、当社グループの当第3四半期連結累計期間における業績は、貨物取扱量の増加により、売上高は前年同期比4.0%増の87,354百万円、営業利益は同13.8%増の3,310百万円、経常利益は同13.5%増の3,421百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益については、同0.3%減の2,178百万円となりました。