NEWS

物流ニュース

トランコム/売上高は前年比8%増、経常利益は前年比2・1%減(2022年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

2022年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

            売上高    営業利益  経常利益  当期純利益

2022年3月期第3四半期 122,409 8.0   6,184 △1.7  6,274 △2.1  4,050 △8.4
2021年3月期第3四半期 113,348 △8.5  6,290 3.2   6,409 6.1   4,421 10.5
(注)包括利益 2022年3月期第3四半期 4,244百万円 (△8.9%) 2021年3月期第3四半期 4,659百万円 (15.3%)

(略)

(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間における当社グループを取り巻く環境は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、経済活動の抑制が継続されるなか、持ち直しの動きがあるものの引き続き不透明な状況が続いております。
当社グループは、2021年4月より中期経営計画「TRANCOM VISION 2025」をスタートし、国内の輸配送領域で、「サスティナブルで効率的な輸配送の実現」に向けて、これまで培ってきた、中長距離を中心とした貨物と空車のマッチング(求貨求車サービス)、物流センター運営などのネットワークやノウハウを最大限活用し、アイデアとテクノロジーを組み合わせた「はこぶ」仕組みを創造し、広く多くの企業に利用されるプラットフォーム構築を推進しております。
そのような中で、物流業界における2024年問題の解決策のひとつである中継輸送構想、関東エリアでの営業強化、スタートアップ企業との協業、ASEAN地区での海外展開に向けた取り組みを進めてまいりました。具体的には、袋井市にある拠点を起点にした中継輸送の推進、埼玉県蓮田市に開設した大型物流センターにおける物流業務獲得、2021年7月株式会社soucoとの資本業務提携、求貨求車サービスの配車業務の視える化を実現するべくpickupon株式会社のサマリーAI電話の導入、ラストマイル領域において全国4万台のネットワークを有するCBcloud株式会社との資本業務提携、シンガポール拠点において物流事業を展開するStarlink Resources Pte. Ltd.及びH&S Co Pte.Ltd.をグループ化いたしました。
当社グループは、コロナ禍における社会経済の変化に対し、引き続き既存事業の組織・盤石な収益基盤を構築するとともに、コロナ収束後に新たに生まれる社会的課題や物流構造の変化を見据えた中で、長期ビジョンに掲げる高度な「はこぶ」仕組みの創造に注力してまいります。

(略)

(事業セグメント別の経営成績)(略)

ロジスティクスマネジメント事業について、売上高は一部業務縮小・撤退はありましたが、前期稼働拠点の寄与に加え、既存拠点の物量増加等により増収となりました。営業利益は、関東拠点の先行投資費用の計上等により減益となりました。
物流情報サービス事業については、国内輸送需要の持ち直しの傾向により、貨物情報数は前年同期比17.2%増加、空車情報数は同6.7%減少、成約件数は同8.9%増加となり、増収増益となりました。

インダストリアルサポート事業については、コロナ禍の影響により減産となっていた顧客の生産回復に加え、管理体制の適正化を進めたことにより、増収増益となりました。
その他に区分される海外拠点においては、2021年1月~9月の業績が連結されております。海外拠点における新規顧客獲得や業務の拡大により増収となりましたが、コロナ禍においてシンガポールのビルクリーニング事業の需要が減少したことなどにより減益となりました。

(略)

Translate »