成田国際空港/2021年の国際線貨物便数・国際航空貨物量は過去最高を大幅更新 物流全般 2023.06.17 2021年暦年 空港運用状況 国際線旅客数は開港以来過去最低国際線貨物便数・国際航空貨物量は過去最高を大幅更新 【旅客便の動向】 国際線は東京2020オリンピック・パラリンピック関係者の出入国等があり、若干の改善が見られたものの、前期である2020年の期初は新型コロナウイルスの影響がまだ少なく、旅客数の多い期間があったため、暦年として前年同期比で見ると旅客便数は76%、旅客数は26%と下回り、旅客数においては開港以来過去最低となりました。 国内線は緊急事態宣言等の影響による波はありつつも、概ね回復傾向にありましたが、国際線同様、前期期初は新型コロナウイルスの影響がまだ少なく、旅客便数は前年同期比94%、旅客数は前年同期比104%となりました。 【貨物便の動向】 国際線貨物便の発着回数は、旅客便の運休・減便による貨物スペースの減少や、国際海上輸送の混乱による船落ち貨物の航空輸送への流入により、国際線貨物臨時便が多数運航され、暦年で過去最高値を更新し、コロナ禍前の2019年との比較では倍増となりました。 国際航空貨物量も、北米等の自動車需要の回復、世界的な半導体不足による半導体製造能力増強に伴い、自動車部品に使用されるプラスチック類、半導体工場で使用される半導体製造装置、また、新型コロナウイルスワクチンの輸送に伴う医薬品などが年間を通して荷動きが好調であり、暦年として過去最高値を更新しました。 (略) 以下、詳細は下記アドレスを参照ください。 https://www.naa.jp/jp/docs/20220127-unyou.pdf