ブラザー工業/名古屋市港区で建設を進めていた新倉庫「港第1倉庫」が完成 物流不動産・施設 2023.06.17 新倉庫完成のお知らせ 名古屋市港区で建設を進めていたブラザー工業の新倉庫「港第1倉庫」が完成し、稼働を開始しました。新倉庫は、延床面積11,861㎡の2階建てで、総建設費は約20億円です。 倉庫外観 ブラザーグループの産業用領域を中心としたビジネス拡大に伴い、製品や部品などの保管需要増加が今後見込まれることから、このたび当社港工場隣接地に新倉庫を建設いたしました。新倉庫は、トラックの荷台の高さに合わせたプラットフォームを備えているため、荷物の積み下ろし作業を容易に行うことができ、作業の効率化を実現します。さらに、名古屋港のコンテナヤードや、名古屋高速の出入り口に近いという立地を生かして物流効率を高め、物流費用とCO₂排出の削減に貢献していきます。また、港湾地区に位置し、地盤が低いため、BCP(事業継続計画)対策として、建物の床面を津波の想定高さよりも80㎝高い位置に設置しています。 今後は、倉庫の屋根部分に太陽光パネルを設置し、施設稼働に必要な電力の一部を再生可能エネルギーで賄う予定です。 倉庫内観 プラットフォームを備えた荷下ろし場 ■港第1倉庫の概要所在地:名古屋市港区港明1丁目1015-3施設用途:営業倉庫(製品、部品等の保管)建物規模:鉄骨造 地上2階建て敷地面積:12,505㎡建築面積:6,402㎡延床面積:11,861㎡着工:2021年1月竣工:2021年11月