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プラスオートメーション/専門商社「山善」の日用品物流現場に t-Sort 導入

物流システム 2023.06.17

専門商社「山善」の日用品物流現場に t-Sort 導入
~稼働中ロボット台数 1,500 台突破、あらゆる現場に浸透~

月額定額制の物流ロボティクスサービスを展開するプラスオートメーション株式会社(本社所在地:東京都港区、代表取締役:飯間 卓、以下「+A」)は、生産財と消費財を扱う専門商社の株式会社山善(本社所在地:大阪府大阪市西区、代表取締役:⾧尾 雄次、以下「山善」)の日用品の店舗仕分け現場に、t-Sort cb15(クロスベルト型の仕分けロボット、可搬重量 15 ㎏)を活用した「RaaS※」(Robotics as a Service)提供を開始しました。

導入現場動画:https://youtu.be/CPjmQGmJegU

クロスベルト型 t-Sort シリーズは今まで段ボール・オリコン等箱物貨物の仕分け現場で活用されていましたが、今回ロボットに走行中の商品の滑りや落下を防止する補助材を加え、またハンモックシュートを仕分け先に採用することで、様々な形状を持ち、また取り扱いに注意が必要な日用品のピース仕分けの自動化を手軽に実現しました。加えて以下のような様々な工夫を凝らし利便性向上に努めました。
 +A 独自開発システム「+Hub」標準搭載の「手仕分け機能」を活用し、ロボットシステムによる仕分けに向かない重量物・⾧尺物の人手による仕分け処理も一元管理
 商品だけでなく、梱包箱に同封する納品書もロボットで仕分ける仕組みを導入したことで、人的ミスを防止
 100V 汎用モバイルバッテリー常設による停電時等の BCP を強化(t-Sort シリーズは 100V 電源で稼働)

<山善 家庭機器事業部 SCM 部様からのコメント>
SCM 部⾧の花折卓弥様から:
「t-Sort 導入を皮切りに自動化設備や最新のロボットを導入し省力化による労働環境の改善に努めたいと思います。」

導入責任者の亀山啓太様から:
「当社は、物流業務における自動化設備の検討を積極的に進めてまいりましたが、取り扱う商材の荷姿が多様で、雑貨の物流に適した自動化設備がピースソーター以外に無い状態でした。今回+A の t-Sort を RaaS の形で利用することで、将来拡張が可能で荷姿に適した最適な自動化が実現できたのではないか、と考えております。設置作業開始から実戦投入まで、トレーニング期間を含めて1週間という迅速な立ち上げで、作業員も従前業務の 12 名から 5 名まで削減、作業生産性も3倍にすることができました。また、人力ではゼロにすることが難しい誤作業も限りなくゼロに近づける事ができ、確実性も向上しています。引き続き当社は最先端技術の導入で、物流業務の効率化を継続的に図ってまいります。」
本導入完了をもって、+A の累計ロボット導入台数は 1,500 台を突破しました。+A は引き続き、日本全国のあらゆる物流現場の課題に寄り添い解決しながら、物流の高度化に貢献します。

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